ソフトバンク クリエイティブは11月17日、iPhoneおよびiPadに対応した電子書籍版「デジタル教科書革命」の提供を開始した。 同アプリは、今年9月に出版された同名の書籍を電子化したもの。著者は、慶應義塾大学メディアデザイン研究科教授で、デジタル教科書教材協議会の副会長も務める中村伊知哉氏と、NPO法人CANVAS副理事長の石戸奈々子氏。 事業仕分けにより、フューチャースクールが廃止判定されたことに衝撃が走っているが、諸外国に比べ教育分野での情報化が遅れている日本において、デジタルの特性を生かし、これまでにない多様な教育のあり方を実現可能にするデジタル教科書は、日本の教育危機を打開する有力なツールとして期待されていることは事実である。同書では、教科書をデジタル化することの意義を、ICT教育の最先端事例を紹介しながら、わかりやすく解説している。 電子書籍版の定価は1,200円（書籍は1,600円）だが、現在は、電子書籍版の発売記念として、半額の600円で販売中だ。
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