Googleが語る、デジタルディスプレイ広告に関する「5つの予測」 | RBB TODAY

Googleが語る、デジタルディスプレイ広告に関する「5つの予測」

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メディアプラットフォームビジネス部門 アジア太平洋地域担当マネージャーのShailesh Rao氏
  • メディアプラットフォームビジネス部門 アジア太平洋地域担当マネージャーのShailesh Rao氏
  • ディスプレイ広告を用いたキャンペーンの効果
 グーグルジャパンは27日、同社の広告ネットワーク「Googleディスプレイネットワーク」(以下、Googleディスプレイ)の現状と、今後の展望について記者会見を開催した。ディスプレイ広告は画像やFlash、動画などを用いた広告。

 メディアプラットフォームビジネス部門 アジア太平洋地域担当マネージャーのShailesh Rao氏はディスプレイ広告の現状として、同社のディスプレイ広告ビジネス(テキスト広告を除くすべての広告収益)の規模が、年間推定総額25億ドル規模に達した点、同社の広告主トップ1,000社のうち99%がディスプレイ広告を活用している点をあげた。また、大規模ポータルサイトや個人ブログまで網羅しているため、国内ネットユーザーの約80%にリーチでき、広告主・パブリッシャー・ユーザーに対してニーズに合った広告価値を提供できるとした。

 またRao氏は「2015年ディスプレイ広告市場5つの予測」として、「50%のデジタルディスプレイが動画を含む」「デジタルディスプレイの1位はモバイル」「クリック数よりも、広告効果の測定を重視」「ブランドキャンペーンの半数はリッチメディアを活用」「ディスプレイ市場は500億ドル規模に」などの予測を披露した。

 1つ目の予測である「50%のデジタルディスプレイが動画を含む」に関して、動画はエンターテイメント性だけでなく、有益な情報を提供できる意味のある広告媒体になり得るとして、企業がユーチューブを使って展開したキャンペーンの事例をあげた。ユーチューブは1日20億回以上の視聴数があり、幅広いユーザーへのリーチと、企業とユーザー間の交流の形成が可能になるという。

 2つ目の予測は「デジタルディスプレイの1位はモバイル」。Rao氏は2015年までにモバイル端末のユーザー数がデスクトップのユーザー数を超えると予想しているとしており、同社の全ての戦略はモバイルを意識したものとなっていると述べた。またモバイル端末の重要性の理由として、ユーザー数の増加以外にも、視覚や聴覚、触覚などの五感に対してアプローチできる点をあげた。Rao氏は、「例えば道端で映画のポスターに対してモバイル端末で写真を撮ることでその映画のトレイラーを見ることができるなどの活用方法がある」と語った。

 3つ目の「クリック数よりも、広告効果の測定を重視」という予測に関してRao氏は、従来ネット広告の効果測定の指標はクリック数だったが、今後より重要な指標が出てくるだろうと述べた。具体的な指標としては、キャンペーンサイトがどれくらい長く閲覧されたかという「エンゲージメントレート」や、「ビデオの視聴数」「コンバージョンレート」「実店舗での販売への影響度」「検索との連動度合い」の5つをあげた。   

 4つ目は「ブランドキャンペーンの半数はリッチメディアを活用」。Rao氏は、従来の静止画やフラッシュに代わり、よりインタラクティブ性のあるリッチメディアが主流になるとの考えを示した。

 5つ目の予測は「ディスプレイ市場は500億ドル規模に」。現在ディスプレイ広告市場は200億ドル程度と言われているが、2015年には現在の2倍の規模まで成長するという。市場拡大の根拠としてRao氏は、広告主、パブリッシャー、ユーザーへ利益をもたらすことができるためとした。ディスプレイ広告により、広告主へはディスプレイキャンペーンの効率性アップ、サイトのパブリッシャーへはサイト価値向上、ユーザーへはより意味のある情報の提供などのメリットがあるという。
《RBB TODAY》

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