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NTT東日本、光ファイバ網+テレビ電話を利用した遠隔健康管理の実証実験をスタート

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 NTT東日本 福島支店、および福島県南会津町、福島県三春町、福島県は12日、「光ファイバ網活用による地域課題解決検討事業」にかかわる実証実験を開始する。

 この実証実験では、南会津町および三春町が整備した光ファイバ網を活用し、住民を対象に、テレビ電話を利用した遠隔健康管理・相談を実施する。実験に参加する住民へは「歩数計」を配布し、併せて各集会所等に設置する「体重計」「血圧計」から得られるバイタルデータを、健康管理システムのサーバに登録可能とする。これらのデータを活用し、町の保健師が、登録された住民のバイタルデータを確認しながら、リアルタイムで遠隔の住民に対してテレビ電話を利用した保健指導・健康相談を行う。

 またこの実証実験では「共同利用方式」を採用。各町がシステムを共同利用することを可能としており、小規模な試行運用を経た町全体への本格運用まで、段階を踏んだサービスの導入が容易となっているという。今後は、実施地区の拡大、住民宅へのバイタル機器の設置を検討し、より多くの住民に対して、利便性の高い遠隔保健指導・健康相談を行い、町内住民の健康増進を図ることにより、増加する医療費の抑止を目指す。

 実験スケジュール(機器・システム利用期間)は南会津町が2010年7月27日~2011年3月31日、三春町が2010年7月23日~2010年10月31日(予定)。サーバへのバイタルデータの登録は8月12日から。
《冨岡晶》
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