【Wireless Japan 2010(Vol.11)】携帯電話の直感検索で目的地を楽々ナビゲート | RBB TODAY

【Wireless Japan 2010(Vol.11)】携帯電話の直感検索で目的地を楽々ナビゲート

 携帯電話の近未来を占う「直感検索」も画期的な技術として注目を浴びていた。この技術は、昨年のイベントで既に出展されているが、今年はよりパワーアップしており、商用化に向けた「直感検索 powered by ZENRIN DataCom」としてお披露目されている。

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直感ナビのゴルフ版を体験する原さん
  • 直感ナビのゴルフ版を体験する原さん
  • ゴルフコースの地図や距離が表示
  • 携帯電話を振る方角や振込みの強さによって、検索の方向や距離を絞り込める
  • 携帯電話を振る方角や振込みの強さによって、検索の方向や距離を絞り込める
  • ドコモ担当者から説明を受ける原さん
  • 投げ検索操作画面
  • 投げ検索で絞り込まれた、場所の一覧
  • 携帯電話のカメラをかざすと、店舗や建物の情報が浮かび上がる
 携帯電話の近未来を占う「直感検索」も画期的な技術として注目を浴びていた。この技術は、昨年のイベントで既に出展されているが、今年はよりパワーアップしており、商用化に向けた「直感検索 powered by ZENRIN DataCom」としてお披露目されている。株式会社ゼンリンデータコムと共同で開発したもので、同社の地図データを活用しながら、徒歩/自転車向けのナビゲーションに対応できる評価版を9月に提供する予定だ。全国の店舗や主要スポットなど、約60万件のデータを利用できるようになるそうだ。

 これまでの検索では、キーワード検索によっていちいち単語を入力する必要があった。しかし直感検索の場合は、そのような面倒な操作は不要となる。まず携帯電話に搭載されているカメラで、検索したい場所の方向を見る。するとARモードによって、空間に周辺の店舗・施設などのアイコンが浮きでる。

 展示ブースには、銀座の町並みの写真が壁紙として貼り付けられており、そこに向かって携帯をかざすだけで、いろいろな情報が表示されるようになっていた。携帯電話を傾ければ、ARモードから地図モードに切り替えることもできる。そして行きたい場所を選択すると、目的地まで地図でナビゲーションをしてくれる。地図が苦手なユーザーでも迷うことなく、簡単に目的地までたどり着けるだろう。

 さらに「投げ検索」機能では、携帯電話を振りかざして、検索したい方角や範囲を指定して周辺情報を絞り込むことができる。携帯を振る向きで方向を絞り、振込みの強さによって検索範囲を指定できるようになっている。「なるべく駅に近い方向で、目的の施設を探したい」というような具体的なニーズにも対応できる。人間のアクションを検索技術に利用しようという発想であり、携帯電話がヒューマン・インターフェイスとして機能する実例といえる。

 また、最近流行のTwitterと連携することで、友達とコミュニケーションがとれる「LogTwi」という機能も紹介されていた。これは直感ナビを使って検索やナビゲーションをした際の履歴(ログ)をTwitterでつぶやくことで、お互いを「ゆるく」つなぎながらユーザー同士の情報を共有できる仕組みだ。今後は「ぐるなび」や「FoodMoo」といったグルメのコンテンツも順次追加される予定で、より利用シーンも広がるはずだ。

 また、直感ナビの応用として「ゴルフ版直感ナビ powered by Shot Navi」もデモ展示されている。前述の直感ナビと同じ原理により、実際のゴルフ場で使うことができるもので、携帯電話をかざすだけで、どこにバンカーや池などの障害があるか、その方向と距離がを知ることができる。これは、日本中のゴルフ場のデータを提供する株式会社パー七十二プラザによって8月から提供が始まる予定だという。同社は日本国内のほぼすべて(99%)のゴルフ場を網羅しており、実用度もかなり高い。

 携帯電話のGPS機能を利用するため、プレイした地点の登録をしながら、ショットの軌跡や飛距離を計測したり、スコアの自動入力も可能だ。さらに、どのようなクラブを使えばよいのか、といったアドバイスもしてくれる。ネットワーク連携機能もあるので、他のパーティとのメッセージやデータも共有できる。

 すでに、このゴルフ版直感ナビは「みんなのドコモ研究所」から、お試し版が利用できるようになっている。対象機種は「Xperia」と「HT-03A」だが、興味のある方は、ぜひ一度試してみるとよいだろう。
《井上猛雄》

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