10月13日、「ミス慶應コンテスト」を主催する慶應大学のサークル「広告学研究会」の部員が、東急東横線日吉駅構内を全裸で走り回り、公然わいせつ容疑で書類送検された。今回の事件を受け、同団体が公式サイトに「処分について」という謝罪文を掲載。11月20日〜23日の「慶應大学 三田祭」期間中に開催される「ミス慶應コンテスト2009」以降の活動の無期限停止と、代表を含む常任委員の総辞職を発表した。 「ミス慶應コンテスト」は、1975年から続くミスコンテスト。フジテレビの中野美奈子アナや、TBSの青木裕子アナを輩出するなど、数多く開催されている大学のミスコンテストのなかでも特に大きな注目を集めてきた。 今回の事件を受け「広告学研究会」は、「当会会員10名が触法行為を起こした事件について、近隣住民の方々、並びに学校関係者や警察をはじめとする関係者の方々に大変なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」と公式サイトに謝罪文を掲載。今年の「ミス慶應コンテスト」に関しては「ご協力団体様との社会的道義を理由に実施させていただくことになりました」とコメントした。 さらに、「ミス慶應コンテスト2009」以降の活動の無期限停止と、代表含む常任委員の総辞職を発表。来年以降の「ミス慶應コンテスト」について同大学広報室に話を聞いたところ、「他の団体がミスコンテストを開催するかどうか、そのような部分も含めてすべて未定です」とのこと。今回の件に関する学生たちの様子については「学生たちの声は学校側には入ってきておりません」とのことだったが、「多くの方から電話やメールで励ましやお叱りをいただいた」という。 スポンサー離れなども懸念されており、今後の開催が危ぶまれるが、今年の「ミス慶應コンテスト」は開催されることが決定。「ミス慶應コンテスト2009」の公式サイトでは、候補者6人のプロフィールや自己紹介動画の公開、投票などを行っている。彼女たちが最後の出場者となってしまうのか!? 「ミス慶應コンテスト2009」には例年以上の注目が集まりそうだ。
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