ノートPCはネットブック/ミニノートの一人勝ち——2009年第2四半期 | RBB TODAY
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ノートPCはネットブック/ミニノートの一人勝ち——2009年第2四半期

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ノートブックの売上高と成長率
  • ノートブックの売上高と成長率
  • ミニノートとノートPCの平均価格
 米ディスプレイサーチは8日(現地時間)、2009年第2四半期におけるノートPC市場についての調査結果を発表した。

 それによると売上は264億円と前期比では10%増となっているが、前年同期比では5%減。ミニノート(ネットブック)の市場成長が著しく、前期比で37%増、前年同月比で264%増となっている。調査ではノートパソコンのカテゴリーをポータブル、ウルトラポータブルなどにジャンル分けしているが、売上高がアップしているのはミニノート(ネットブック)分野だけだった。ポータブルPCにおけるミニノート(ネットブック)のシェアは11.7%だった。

 なおミニノート(ネットブック)の平均価格は前年と比べて29%もダウンしており、これはノートPCの10%ダウンと比べても大きいものだ。

 低価格のミニノート(ネットブック)はホームユースにおける2台目のPCとして、あるいはメインストリームのノートPCのようにすべての機能を必要としない人にとっては1台目としても魅力的な製品となっている。また、ユーザーばかりでなく、通信プロバイダーにとっても、2年契約のセット販売などによって収益を上げようと試みるケースも見られる。

 ディスプレイサーでは、2010年もこの傾向は続くと予測しており、出荷台数ベースでミニノート(ネットブック)のポータブルPCに占める割合は21.5%に、売上高ベースで10.9%になるとしている。
《RBB TODAY》
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