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アドビ、一般ユーザー向けの「Adobe Premiere Elements 8」、「Adobe Photoshop Elements 8」を発表

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Adobe Premiere Elements 8
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 アドビシステムズは24日、一般ユーザー向けの映像編集ソフト「Adobe Premiere Elements 8」、同じく画像編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 8」を発表。直販サイトで本日から予約受付を開始し、10月23日から出荷開始予定となる。

 今回発表されたのはPremiere Elements 8のWindows版、Photoshop Elements 8のWindows版/Mac版、2ソフトの一体版Photoshop Elements 8&Premiere Elements 8のWindows版の4種類。

 直販サイトのパッケージ販売価格はPremiere Elements 8、Photoshop Elements 8ともに製品版が14,490円、アップグレード版が10,290円。Photoshop Elements 8&Premiere Elements 8の製品版が20,790円、アップグレード版が15,540円となっている。

 新バージョンの強力な機能として挙げられるのが「Elements Organizer(エレメンツオーガナイザー)」。これまでのPhotoshop Elementsには整理/編集の2つのモードがあり、それぞれ別々のプログラムとなっていたが、今回からはElements Organizerとして一元化。整理、検索、補正、編集、作成までを、サムネイル表示した整理パネルの画面上で行なえるようになり、大幅に作業の簡便化を図っている。

 “究極のメディア管理ハブ”をうたう同機能は、Premiere Elements 8/Photoshop Elements 8双方に搭載。例えば写真や画像の品質や関心度に基づいて自動的にタグ付けする「自動解析」や、写真中の人物を自動認識して、自動的に人物タグを適用する「人物認識」、日付ごとの整理が行なえる「カレンダーモード」などを用いて、膨大なストックの写真を効率よく整理できるようになった。

 映像には人物認識機能が適用されないものの、「インスタントムービー機能」によって、Elements Organizer上において簡単な映像編集が可能となっている。また、Elements Organizer上部のボタンをワンタッチすれば即座にフルスクリーンでのプレビューにも対応。例えば家族や友人が集まった時などに、大きな画面上でスライドショーが可能なほか、フルスクリーン表示のまま補正や編集なども容易に行なえる。

 Premiere Elements 8では作業の自動化を図ったことにより、映像制作を簡易化。手ぶれ補正/カラーや明るさの微調整を自動的に行なうほか、撮影した映像から不要な部分を削除し、オーディオのバランスも自動調整する。映像効果として、動いている被写体をグラフィックやテキスト、特殊効果が自動的に追いかける機能を装備。これにより、登場人物の頭の上に吹き出しを付けたり、帽子をかぶせたりするなど、映像に楽しさを加えることができる。また、アートワークのライブラリがさらに充実し、より多くのフレームやオブジェクト、アニメーションを追加することが可能だ。そのほか、YouTubeからBlu-rayディスクまで、さまざまな用途に応じたファイル形式の書き出しが行なえる。

 Photoshop Elements 8は新搭載の「Adobe Photomerge Exposure」機能により、合成写真作成の簡便化を図った。例えば同じような状況で撮影された明るい写真、暗い写真を1枚ずつ選択し、人物と背景をワンタッチで合成可能。これにより、ベストな明るさでの1枚を合成でき、失敗と思われていた写真が新たに生まれ変わることになる。また、被写体をゆがめることなく写真のサイズをすばやく変更できるようになるなど、高度な編集作業がより直感的な操作で行なえるようになった。さらに撮影ミスをカバーするカラー、コントラスト、明るさなどの補正機能を強化した。

 Mac版ではこれらの機能に加え、「Photomerge Scene Cleaner」を用いて通行人や車など、被写体以外の余分な画像を消去可能。そのほか「ぼかしフィルター」や「スマートブラシツール」など編集機能の充実を図っている。

 対応OSはWindows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.4.11〜10.5.8、10.6。なお、Mac版はIntel CPUのみに対応する。
《小口》
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