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インターネット業界は給与が高く、昇進も速い〜イーキャリアプラス調べ

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平均年収(年代別)
  • 平均年収(年代別)
  • 年代別年収 マーケティング職
  • 役職についている人の割合
 ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは24日、第4回インターネット関連業界の職種別給与調査のまとめを発表した。

 同調査は、同社の転職サイト「イーキャリアプラス」において、6月10日から6月12日までの3日間、インターネット関連業界に勤務する営業職、マーケティング職の男女それぞれ100名ずつの合計200名にインターネットアンケート形式で実施したもの。

 発表によると、インターネット関連業界に勤める営業職の平均年収は581万円、マーケティング職の平均年収は508万円。2008年3月に実施された調査と比較すると、営業職は540万円から41万円増えて581万円に、マーケティング職も505万円から508万円へと増加し、業績賞与の影響が大きく反映される営業職では、前回調査結果との開きが見られた。いずれも国税庁の民間給与実態統計調査(平成19年9月発表)による民間平均給与435万円よりも高く、同時に営業職の581万円は、民間給与実態統計調査での業種別平均給与で、最も平均年収額が高い、金融保険・不動産業の563万円を上回ることも明らかとなった。

 年代別の年収推移では、マーケティング職の20代後半〜30代後半の年収の伸びが顕著で、20代後半の355万円から30代後半の658万円へと堅調な年収増加が伺える。また、営業職では30代前半の605万円が突出しているが、同部門で役職者となる人がこの年代に集中していることが大きな要因になっていると同社は分析している。なお、今回の調査では主任・係長クラスの平均年齢が32歳となり、厚生労働省発表による係長クラスの平均年齢が42.9歳(厚生労働省:平成18年賃金構造基本統計調査)であることを考えると、インターネット関連業界では他業界よりも昇進スピードが速いことが伺える。

 両職種における平均転職回数は、営業職が1.9回、マーケティング職が2.1回で、転職前に経験している業界では、両職種ともに転職後と同じインターネット関連業界からが4割を超え、その他メーカーやサービス業からの転職者が比較的多かった。
《富永ジュン》
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