日本TI、超低消費電力の新世代マイコン「MSP430F5xx」ファミリーを発表〜1.8VでのFlashメモリ消去/書き込み可能に | RBB TODAY

日本TI、超低消費電力の新世代マイコン「MSP430F5xx」ファミリーを発表〜1.8VでのFlashメモリ消去/書き込み可能に

 日本テキサス・インスツルメンツは10日、16ビットRISC型 超低消費電力「MSP430」マイクロコントローラにおいて、「MSP430F5xx」ファミリーを発表した。

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MSP430F5xx
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 日本テキサス・インスツルメンツは10日、16ビットRISC型 超低消費電力「MSP430」マイクロコントローラにおいて、「MSP430F5xx」ファミリーを発表した。

 「MSP430F5xx」ファミリーは最大25Mhz駆動で、従来製品に対し約2倍の高速化と約20%の低消費電力化を同時に実現した。また大容量化されたFlashとRAMメモリを持ち、1.8VでのFlashメモリ消去/書き込み可能になっている。アクティブ時に1MHzあたり160μA(マイクロアンペア)、スタンバイ時に1.5μAと低電力で動作するほか、スタンバイ・モードおよびスリープ・モードから最大処理速度まで5マイクロ秒以内で動作復帰できるため、小型電池で長期間稼動するポータブルアプリケーションや、太陽エネルギー、振動エネルギーおよび人体の体温などで動作するアプリケーションに最適とのこと。

 またスタンバイ・モード時において、フル機能(カレンダー/アラーム機能付き)の32ビットのリアルタイム・クロックとBOR(Brown Out Reset: 電圧低下に対する自動リセット機能)ならびにWDT(Watch Dog Timer)を同時機能させながら消費電流はわずか1.5マイクロアンペアとなる。これにより、高精度を維持しつつ20年以上も電池交換の必要がないとのこと。

 今後は、大容量化されたメモリと今後のUSB、RF、暗号化、およびLCDインターフェイスを統合したペリフェラルにより、パーソナル医療機器、ホームオートメーション、ヒューマン・インターフェイス制御、自動検針システム(AMR)、ポータブル計測機器、センサ/セキュリティ機器、および民生機器などの電池駆動の高度なアプリケーションでの需要が見込まれているという。

 同シリーズの「MSP430F5438IPZ」(100 ピン QFP)は10日よりサンプル出荷が開始され、2008年8月から量産出荷の予定。価格は1000個あたり655円。

 また、「MSP430F5437IPN」(80 ピン QFP)は1000個あたり594円で、2008年8月から出荷開始の予定。そのほか「F5436IPZ」「F5435IPN」「F5419IPZ」および「F5418IPN」などのファミリー製品が販売の予定。
《冨岡晶》

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