4日（現地時間）、米Yahoo！は同日カール・アイカーン氏から送付された手紙についての反論の手紙を公開した。
4日にYahoo！に送られた手紙には、マイクロソフトの買収に応じることが最善の道とし、Yahoo！が導入した従業員の退職金制度がその障害となっているとしている。これに対し、米Yahoo！の役員代表ロイ・ボストック氏は、「従業員の保護制度は会社の資産を守り、価値を高めるもので、その認識は間違っている。ポイズンピルとの表現も保護制度の機能と目的を著しく誤解している。買収後、辞めた従業員に退職金をばらまくのではなく、会社が適正と判断した従業員に対してのみ適用され、退職の原因が本人になく、また自己都合でない場合に発動されるものだ。また、この数週間のやりとりで、マイクロソフトはYahoo！の全面的な買収を望んでいないと理解している。」と述べている。
《中尾真二》
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