エルミック、FML、FLSの3社は、これまでの課題を克服し、高速なIPsec通信を低消費電力で実現するために、今回の「ギガビットイーサネット対応 高速IPsecシステムソリューション」を開発したとのこと。組込み機器におけるTCP/IPとIPsecを実現するエルミックの組込み向けTCP/IP「KASAGO IPv6(TCP/IP)」および「KASAGO IPsec」シリーズ、富士通マイクロエレクトロニクスの超高速セキュリティ・プロセッサ「MB86C60」を組み合わせることにより、既存のネットワークに変更を加えることなくIPsec通信を実現する「Bump In The Wire」方式が利用可能となったとのこと。これにより、最大1Gbpsの高速IPsec通信を実動作時600mWの低消費電力で実現できる。