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総務省、新幹線内でのインターネット接続に向け意見募集〜周波数割当計画の一部変更案などが対象

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新幹線列車内インターネット接続システムの概要
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 総務省は、長時間にわたる高速移動中の新幹線列車内において、安定したインターネット接続サービスを実現するため作成した、周波数割当計画の一部変更案などに対して1月25日〜2月25日の間、意見を募集する。

 近年、長時間にわたる高速移動中の新幹線列車内においても、安定したインターネット接続サービスの提供を受けたいとするニーズが増加している。総務省はすでに21日に、JR東海が2009年春から開始予定としている東海道新幹線(N700系)内での公衆無線LANサービスについて、400MHz帯の周波数を割り当てる方針を打ち出していたが、一方で法規定が存在するため、周波数の有効利用を図りつつ通信が可能な漏洩同軸ケーブル方式を利用したインターネット接続サービスが可能となるよう、関係規定の整備を行う必要がある。

 意見募集の対象となるのは「周波数割当計画(平成12年郵政省告示第746号)の一部を変更する告示案」「無線設備規則第57条の3の2第1項ただし書等の規定に基づく同規則第57条の3の2第1項各号の条件を適用しない無線設備を使用する無線局および当該無線局の無線設備に係る占有周波数帯幅の許容値を定める件(平成11年郵政省告示第179号)の一部を改正する告示案」「電波法関係審査基準(平成13年1月6日総務省訓令第67号)を改正する訓令案」の3つ。

 改正案については、準備が整い次第、総務省のホームページの「報道資料」欄および電子政府の総合窓口「e-Gov」の「パブリックコメント」欄へ掲載される。意見については、郵送、FAX、電子メールにて受け付ける。
《冨岡晶》
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