CTC、北米電力信頼性評議会の重要インフラ保護基準「NERC CIP」対応のコンプライアンスソリューション | RBB TODAY
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CTC、北米電力信頼性評議会の重要インフラ保護基準「NERC CIP」対応のコンプライアンスソリューション

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 伊藤忠テクノソリューションズは、米Symantecとマクシスコンサルティングとの協力の下、2007年4月1日より北米電力信頼性評議会が完全施行した重要インフラ保護基準「NERC CIP」対応のコンプライアンスソリューションを11月より販売する。

 NERC CIPは、送電システムや発電システムといったインフラが各種情報ITインフラを含む社内情報システムやインターネットと接続するようになった状況において、サイバーテロなどの脅威によるセキュリティリスク増大が問題視されるようになったことをうけて定められたもの。電力事業を遂行する上での信頼度標準(規格)を計8項目で分類し、それぞれの基準をパスした電力事業者のみが北米での操業を許されている。

 今回発表されたソリューションは、Symantecの脆弱性評価ソリューション「Symantec Enterprise Security Manager」を中心に日本の電力事業者向けにカスタマイズしたもの。アセスメントによるセキュリティ課題の抽出とその課題解決のためのセキュリティポリシーの適用、業界/法務/社内ポリシーを順守したバックアップ、災害復旧(DR)、事業継続契約(BCP)の策定のサポートを始め、電力供給などの各種サービスを支える重要インフラを安全に管理・運用するためのシステム開発、構築、運用サービスを提供する。

 同社では、電力事業者だけでなく情報通信事業者などの社会インフラを支える企業・団体を対象に今後3年間で50億円を目標に販売を行うとしている。
《富永ジュン》
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