インテル、vProプロセッサ・テクノロジー対応ソリューションを拡大〜ハードウェア・ベースのセキュリティ機能を提供 | RBB TODAY
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インテル、vProプロセッサ・テクノロジー対応ソリューションを拡大〜ハードウェア・ベースのセキュリティ機能を提供

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 インテルは11日、都内で開催された「次世代インテルvProテクノロジー・コンファレンス 2007」において、「インテルvProプロセッサ・テクノロジー」搭載プラットフォームに含まれる新技術を公開した。また、vProの最新動向、搭載パソコン・対応ソリューションなどの状況と、システムインテグレータによる、普及に向けてのプロモーション活動についても言及した。

 「インテルvProプロセッサ・テクノロジー」はインテルが提唱する次世代ビジネス・クライアントPCを実現する基盤技術であり、今までの「運用管理機能」の強化に加え、あらたに「セキュリティ対策」用の機能を強化・拡張したことが発表された。新しく追加されたプラットフォーム・テクノロジーである「インテル トラステッド・エグゼキューション・テクノロジー(インテルTXT)」は、インテルプロセッサとチップセットの機能を拡張したハードウェアセットで、対応ソフトウェアとの組み合わせにより、プラットフォームのセキュリティ機能を強化する。

 ソフトウェアによるセキュリティ機能だけでなく、インテルTXTが提供するハードウェア・ベースのセキュリティ基盤を利用することによって、PC 上で格納・処理・交換される情報の保護レベルを格段に高めることが可能となる。今回のテクノロジー・コンファレンスにおいては、医療現場などでの具体的な利用例についても紹介された。

 日本国内においては、デル、日本電気、日本ヒューレット・パッカード、富士通、レノボ・ジャパンなどの主要パソコンメーカー各社がvPro搭載ビジネス向けパソコンを販売中、もしくは、本年中に販売開始する予定となっている。2008年には、今回発表されたインテルvProプロセッサ・テクノロジーの次世代版として「McCreary」(開発コード名)の発表、および次世代ノートブック向けのインテルCentrino Proプロセッサ・テクノロジー(開発コード名:Montevina)の提供も開始される予定。
《冨岡晶》
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