日本HP、Centrino Pro対応タブレットPCなどビジネス向けノートPC新ラインアップ | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

日本HP、Centrino Pro対応タブレットPCなどビジネス向けノートPC新ラインアップ

IT・デジタル ノートPC
HP Compaq 2510p Notebook PC
  • HP Compaq 2510p Notebook PC
  • HP Compaq 2710p Notebook PC
  • 液晶ディスプレイは180度回転。折りたたんでピュアタブレットとしての使用も可能だ
  • 液晶上部にはライトを搭載しており、キーボードを照らせる
  • 指紋センサーは液晶側面に
  • スリム拡張ベース(側面)。光学ドライブ部分は厚さ7mmまで薄くなっている
  • 背面端子部
  • 本体装着時(背面)。さらに同じように板状のスリムバッテリも装着できる
 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は19日、Centrino Pro対応のビジネス向けノートPC4モデルを発表。本日、受注を開始している。

 今回発表されたのは軽量・小型のモバイルタイプPC「HP Compaq 2510p Notebook PC」と「HP Compaq 2710p Notebook PC」、グラフィック能力などを強化したハイエンドシリーズ「HP Compaq 8510w Mobile Workstation」と「HP Compaq 8710w Mobile Workstationの計4モデル。
 
 すべてのモデルでCentrino Pro対応とスペック向上が図られているのはもちろんだが、同社がノートPCのコンセプトとして掲げる「信頼性」「簡易性」「安全性」という3つのポイントが強調されているの本シリーズの特徴だろう。故障や障害を低減する「信頼性」の面では、マグネシウム合金のフレームを採用しているほか、「HP Dura Key」という印字技術によりキーボードの印字の耐久性が従来の約50倍に向上。およそ250,000回のタイプに耐えるという。使いやすさを向上させる「簡易性」の面では、電源ボタンなどデバイスの位置を全モデルで統一。異なるモデルを使用する際も、使い慣れたモデルと同様の感覚で扱える。また、キーボード部は、手前に2度傾斜しており、手首などの疲れに配慮している。安全性の面では4モデルすべてに指紋認証を搭載するなど、情報漏えい対策を強化。派手さは感じないが、実直に作り込まれたラインアップという印象だ。
 
 各モデルの詳細スペックは以下のとおり。

●HP Compaq 2510p Notebook PC
 12.1型ワイド液晶ディスプレイ搭載のモバイルタイプのノートPC。本体サイズは幅282×高さ24.7〜34.5×奥行き232mm、重量は1.59kg(標準バッテリ含む)。標準の6セルバッテリ使用時の駆動時間は約7.5時間。

 CPUは超低電圧版 Core 2 Duo U7500(1.06GHz)で、チップセットはモバイルインテル GM965 Express。メモリは1GB(最大2GB)、HDDは80GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを搭載。ディスプレイの最大解像度は1,280×800ピクセル(WXGA)。
 
 インターフェースとしてUSB2.0×2/IEEE1394(4ピン)/PCカードスロット/SDカードスロット/ミニD-Sub 15ピンなどを備える。IEEE802.11a/b/g/n(draft 1.02)準拠の無線LANとBluetooth Ver.2.0を内蔵。また、ポインティングデバイスはパームレスト部のタッチパッドに加えキーボードのほぼ中央にポイントスティックを搭載している。
 
 標準バッテリのほか、軽量化用の3セルバッテリ、大容量の9セルバッテリをオプションで用意。3セルバッテリ使用時の駆動時間は約3時間で、重さは1.44kg。9セルバッテリ使用時の駆動時間は約11時間で、重さは1.74kg。

 OSにWindows XP Professional SP2を採用した「U7500/12W/1024/80/X/o/XP」と、Windows Vista Businessを採用した「U7500/12W/1024/80/X/o/VB」の2機種があり、価格はそれぞれ252,000円と262,500円。
 
●HP Compaq 2710p Notebook PC
 12.1型ワイド液晶ディスプレイ搭載のタブレットPCで、「HP Compaq tc4400 Tablet PC」の後継機にあたるモデル。本体サイズは幅290×高さ28.2×奥行き228mm、重さは1.7kg(標準バッテリ含む)。標準の6セルバッテリ使用時の駆動時間は約5.5時間。

 インターフェースとしてUSB2.0×2/IEEE1394(4ピン)/Expressカードスロット/SDカードスロット/ミニD-Sub15ピンなどを備える。IEEE802.11a/b/g/n(draft 1.02)準拠の無線LANとBluetooth Ver.2.0を内蔵。ポインティングデバイスとしてキーボード中央部にポイントスティックを搭載するほか、付属のペンによる電磁誘導方式のタブレット機能を備えている。

 CPUは超低電圧版 Core 2 Duo U7500(1.06GHz)で、チップセットはモバイルインテル GM965 Express。ディスプレイの最大解像度は1,280×800ピクセル(WXGA)。
 
 光学ドライブは非搭載で、オプションとしてスリム拡張ベースが用意されている。これは本体の下に装着するユニットで、DVD±RW対応光学ドライブのほか、USB2.0×4/ミニD-Sub15ピン/S-Video端子などを備えている。同じく下部にドッキングするタイプの6セルスリムバッテリもあり、スリム拡張ベースと重ねて同時に使用可能。スリムバッテリ追加時の駆動時間は約11.5時間。

 OSにWindows XP Tablet PC Edition 2005を採用した「U7500/12W/512/80/N/o/XPT」と、さらにOffice Personal 2007をバンドルした「U7500/12W/512/100/N/o/XPT/O7」、Windows Vista Businessを採用した「U7500/12W/1024/80/N/o/VB」の3機種を用意。XPモデル2機種は512MB、Vistaモデルは1GBのメモリを搭載。HDDは80GBで、U7500/12W/512/100/N/o/XPT/O7のみ100GB。また、U7500/12W/512/100/N/o/XPT/O7にはウェブカメラが内蔵されている。
 
 価格はU7500/12W/512/80/N/o/XPTが252,000円、U7500/12W/512/80/N/o/XPT/O7が283,500円、U7500/12W/1024/80/N/o/VBが262,500円。
 
●HP Compaq 8510w Mobile Workstation
 15.4型ワイド液晶ディスプレイ搭載のハイエンドノートPC。ディスプレイの最大解像度は1,920×1,200ピクセル(WUXGA)。

 CPUはCore 2 Duo T7700(2.4GHz)で、チップセットはモバイルインテル PM965 Express。メモリは2GB(最大4GB/ユーザーによる利用は3GBまで)、HDDは120GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを搭載。グラフィックチップはNVIDIAのQuadro FX 570Mを採用している。

 インターフェースとしてUSB2.0×4/IEEE1394(4ピン)/HDMI/PCカードスロット/SDカードスロット/スマートカードスロット/D-Sub15ピンなどを備える。IEEE802.11a/b/g/n(draft 1.02)準拠の無線LANとBluetooth Ver.2.0を内蔵。ポインティングデバイスはHP Compaq 2510p Notebook PC同様、タッチパッドとポイントスティックのデュアルポイント。

 本体サイズは幅357×高さ27.5〜38.2×奥行き260mm、重さは2.8kg(標準バッテリ含む)。8セルの標準バッテリ使用時の駆動時間は約5時間。
 
 OSにWindows XP Professional SP2を採用した「T7700/15Z/2048/120/X/o/XP」と、Windows Vista Businessを採用した「T7700/15Z/2048/120/X/o/VB」があり、価格はともに396,900円。そのほか、直販サイト専用モデルとして、CPUにCore 2 Duo T7100(1.8GHz)を採用し、メモリが1GBでHDDが80GBの「T7100/15Y/1024/80/X/o/XP」も227,850円で用意されている。
 
●HP Compaq 8710w Mobile Workstation
 17V型ワイド液晶ディスプレイ搭載のモバイルワークステーションの上位モデル。液晶ディスプレイの最大解像度は1,920×1,200ピクセル(WUXGA)。

 CPUはCore 2 Duo T7700(2.4GHz)で、チップセットはモバイルインテル PM965 Express。メモリは2GB(最大4GB/ユーザーによる利用は3GBまで)、HDDは120GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを搭載。グラフィックチップはNVIDIAのQuadro FX 1600Mを採用している。
 
 インターフェースとしてUSB2.0×6/IEEE1394(4ピン)/HDMI/PCカードスロット/6in1カードスロット/ミニD-Sub15ピンなどを備える。IEEE802.11a/b/g/n(draft 1.02)準拠の無線LANとBluetooth Ver.2.0を内蔵。ポインティングデバイスはこちらもタッチパッドとポイントスティックのデュアルポイント。
 
 本体サイズは幅393×高さ33〜41×奥行き275mm、重さは3.4kg(標準バッテリ含む)。8セルの標準バッテリ使用時の駆動時間は約4時間。
 
 OSにWindows XP Professional SP2を採用した「T7700/17Z/2048/120/X/o/XP」と、Windows Vista Businessを採用した「T7700/17Z/2048/120/X/o/VB」があり、価格はともに407,400円。そのほか、直販サイト専用モデルとして、CPUにCore 2 Duo T7100(1.8GHz)を採用し、メモリが1GBでHDDが80GBの「T7100/17Y/1024/80/X/o/XP」も249,900円で用意されている。
《小林聖》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top