ボーズは17日、同社製DVDホームエンターテインメントシステム「Lifestyle」の新ラインアップとして、小型サテライトスピーカー「JewelCube（ジュエルキューブ）」を採用したフラッグシップモデル「Lifestyle48III」など、ベースモジュールを小型化した3製品を発表した。すべて6月1日発売。 3製品はいずれも、Lifestyleシリーズの第3世代となるホームエンターテインメントシステム。チャンバー内の空気エネルギーを効率よく音響エネルギーに変えて放射するという同社の新技術「2チャンバーアクースティマス方式」を取り入れることによって、ベースモジュールを従来機よりも約30パーセント小型化するとともに、重低音の音質向上を図っている。室内の状況や、視聴位置に合わせて最適な音場を自動でデジタル補正する「ADAPTiQ（アダプトアイキュー）」技術や、モノラルやステレオのアナログソースも5.1ch化する独自のデコーダー「BoseDigital」を従来機より継承する。 Lifestyle48IIIはサテライトスピーカーに同社製小型スピーカー「JewelCube（ジュエルキューブ）」を採用するなど、Lifestyleシリーズのすべての機能・テクノロジーを集約したというフラッグシップモデル。ユーザーの好みを学習し、HDDに保存した楽曲の中から自動的に選曲・再生する機能「uMusic」を搭載。また、常に最適なバランスに音質を自動補正する「P.A.P.回路」やボリュームを下げた時でも音の明瞭度を保つ「D.R.C.回路」、部屋の音響特性による影響を補正する「R.A.C.回路」など、ボーズ独自の技術を採用することで、深夜などの小音量時での使用にも配慮している。メディアセンターには、プログレッシブスキャン再生対応のDVDプレーヤーを搭載。CDやCD-R/RWなどの再生に加えて、BS/地上デジタル放送のデジタル音声再生に対応する。そのほか、液晶やプラズマなどの薄型TVにマッチするように、センタースピーカーに新設計の横置きタイプを採用。なお、同製品は取扱店限定モデルで、同社直営店および限定プレミアショップでの販売となる。主な仕様と価格は以下のとおり。●Lifestyle48III・フロント定格出力：22W×3・サラウンド定格出力：22W×2・ベース定格出力：120W・本体サイズ/重さ ジュエルキューブサテライトスピーカー（防磁型）：幅57×高さ113×奥行き83mm/350g（1台） ジュエルキューブセンタースピーカー（防磁型）：幅141×高さ60×奥行き67mm/350g（1台） ベースモジュール（非防磁型）：幅207×高さ334×奥行き552mm/12.3kg メディアセンター（HDD搭載）：幅400×高さ95×奥行き290mm/4.0kg・価格：499,800円 「Lifestyle38III」はサテライトスピーカーに、同社独自の60mmワイドレンジスピーカーを採用したモデル。上下のスピーカーの向きを変えて間接音を効果的に利用する「ダイレクト/リフレクティング方式」を採用することによって、中高音域の音質向上を図っている。機能面ではLifestyle48III同様、uMusic機能を搭載。P.A.P.回路/D.R.C.回路/R.A.C.回路なども同じく採用する。主な仕様と価格は以下のとおり。●Lifestyle38III・フロント定格出力：22W×3・サラウンド定格出力：22W×2 ・ベース定格出力：120W ・本体サイズ/重さ サテライトスピーカー（防磁型）：幅78×高さ157×奥行き104mm/1.1kg（1台） センタースピーカー（防磁型）：幅154×高さ79×奥行き104mm/1.1kg（1台） ベースモジュール（非防磁型）：幅207×高さ334×奥行き552mm/12.3kg メディアセンター（HDD搭載）：幅400×高さ95×奥行き290mm/4.0kg・価格：367,500円 「Lifestyle18III」はサテライトスピーカーにコンパクトサイズのシングルキューブ型スピーカーを採用したモデル。上位機種2製品と同様P.A.P.回路/D.R.C.回路/R.A.C.回路などの機能を搭載するほか、BS/地上波デジタル放送のデジタル音声再生対応のメディアセンターを採用する。主な仕様と価格は以下のとおり。●Lifestyle18III・フロント定格出力：22W×3・サラウンド定格出力：22W×2・ベース定格出力：120W・本体サイズ/重さ シングルキューブサテライトスピーカー（防磁型）：幅78×高さ78×奥行き104mm/550g ベースモジュール（非防磁型）：幅207×高さ334×奥行き552mm/12.3kg メディアセンター：幅400×高さ95×奥行き290mm/3.7kg・価格：215,250円 3製品のインターフェースは、音声入力がアナログ/デジタル×4、光デジタル×1、音声出力がアナログ/デジタル×1、光デジタル×1、映像入力はコンポジット×1、S映像×1、映像出力はコンポジット×1、S映像×1。
話題の肩乗せスピーカー、ボーズからも登場！iPhoneと一緒に使ってみた【最新iPhoneを使いこなす】
