【CES 2007(Vol.7)】フィードバックもある3Dゲームコントローラー | RBB TODAY
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【CES 2007(Vol.7)】フィードバックもある3Dゲームコントローラー

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3Dゲームコントローラー。フィードバックも3Dなので、ただの振動とはわけが違う
  • 3Dゲームコントローラー。フィードバックも3Dなので、ただの振動とはわけが違う
  • Novint Falconの展示。つまみに取り付けられた3本のアームの動きを認識して、空間の位置や移動(方向、距離)を読み取る。PC側が動きを制御することもできる
  • ガンシューティングゲームのデモ。射撃の反動などリアルなフィードバックがある
 CES UNVAILEDというプレス向けのプレイベントにおいて、NOVINT Technologies社が、興味深い3Dゲームコントローラーをデモしていた。

 写真のつまみのような小さいボールを動かすと、画面の対象物もそのとおりの動きをする。これだけだと、ただの空間ポインティングデバイスだが、このコントローラーは3本のアームの位置をコンピュータから制御できるため、ゲームの状況のフィードバックも可能なのだ。

 デモの例としては、DOOMのようなガンシューティングゲームが行われていた。つまみを持って、銃を画面の好きな向きに向けたりできるが、射撃の反動などが手に伝わってくる。試してみたが、これがかなりリアルだ。ハンドガン、マシンガンなど画面に忠実なフィードバックが伝わってくる。

 他にも、さまざまな物質でできた球体をなでるというデモもあった。でこぼこの球体、氷の球体、スポンジや粘土の球体など、表面の感触が再現される。粘土の球体は、つまみをまっすぐ押し続けるとめり込む感触と、反対側に突き抜ける感触まで再現されていた。

 キャッチボールのデモでは、ボールをグラブで受け取るときの反動を再現していた。

 このように、ゲームでの応用は幅広いが、医療器具やシミュレータなど実用的な製品としての可能性も高いコントローラといえる。対応しているOSは、いまのところWindows XPだが、ほどなくVistaにも対応するそうだ。PCとの接続はUSBだ。
《中尾真二》
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