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ドメイン利用率はYahoo!が不動の1位〜ネットレイティングス調べ

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 ネットレイティングスは、2000年〜2006年における「ドメインおよびプロパティによる利用率ランキングの推移」に関して、分析結果を公表した。同社が9月末に発売した「ネットレイティングス・データクロニクル2006」の掲載データを元にしたもの。

 Yahoo!JAPAN(yahoo.co.jp)は6年間にわたりトップを維持。リーチも2001年3月の68%から毎年着実に拡大、2006年には84%に達し2位以降との差が縮まる傾向もなかった。@Nifty(nifty.com)は2005年まで2位を維持していたが、めざましい勢いでランキングを上げた楽天市場(rakuten.co.jp)に現在は2位を譲っている。またAmazon.co.jp(amazon.co.jp)は、2004年までトップ10圏外だったが、2006年3月には4位まで上昇した。

 いずれの時期もトップ10はポータルサイトとISPドメインで占められている。@Nifty、Biglobe(biglobe.ne.jp)、infoseek(inforseek.co.jp)などは、ポータル機能に加えて同ドメインで作成された個人ホームページへのアクセスが数字を押し上げている。MSNは日本語のサービスもmsn.co.jpと、msn.comなどの複数のドメインで提供されているため、ドメインランキングでは分散しているが、それでもこの6年間常に上位をキープしていた。

 一方、サイト運営主体ごとに集計を行うプロパティランキングでは、運営主体の変更や運営するサイトの統廃合などの事情によって大きく変動するケースも見られるが、特に2004年以降のGMO internet のランキング上昇が目立った。また、2006年にはAmazonやFC2、livedoorなどがトップ10入りしている。

 ネットレイティングス代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之は、「この6年間でインターネット人口は数倍に拡大しましたが、トップ10入りするサイトの顔ぶれはあまり変化していないことがわかります。そのような状況下、ショッピングサイトの楽天市場とAmazon.co.jpの存在感が増してきた点が最大の変化と言えそうです。また11位以降では、昨年以降ブログ専用ドメインも急速にランキングを上げており、来年以降トップ10内に入る可能性があります」と述べている。
《冨岡晶》
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