BCN、PC市場の動向を発表 メーカー製PCのシェアは7割 | RBB TODAY
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BCN、PC市場の動向を発表 メーカー製PCのシェアは7割

IT・デジタル ノートPC
 民間調査会社のBCNは19日、PCの売り上げランキングデータをもとにPC市場の動向をまとめ公表した。

 この発表によると、メーカー製のデスクトップPCやノートPCに加えて、「自作PC」(マザーボードの販売量)、CPUやメモリなどを省いた半完成品の「ベアキットPC」、量販店が独自展開する「ショップブランドなど」の販売台数を積み上げた結果、メーカー製品が全体の約7割、それ以外は約3割で推移している。また、後者の中では、自作PCが半数以上を占めて安定した需要を得ているほか、最新技術をいち早く取り込み価格性能比の高いショップブランドが漸増傾向を示しているとした。

 メーカー製以外のPCの台数構成比は、半数以上が「自作PC」で、次いで「ショップブランドなど」の比率が高く、両者を合わせると90%以上になるという。また、8月にはインテルCPU「Core 2 Duo」の台頭により自作需要が一気に伸びたが、その後は落ち着く傾向にあるとしている。

 さらに、デスクトップPCにおけるCore 2 Duoの搭載率では、ショップブランドの取り込みの迅速さに注目。11月時点で、メーカー製PCが11.8%にとどまっているのに対して、ショップブランドPCは38.7%に達している。

 加えて、ディスプレイレスのデスクトップPCを対象としたCore 2 Duo搭載モデルの平均単価では、メーカー製に比べてショップブランドのほうが2万円程度廉価で推移しており、最新技術の取り込みの早さやパフォーマンスの高さがショップブランドの大きな特徴となっているとした。
《村上幸治》
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