RSSに対応していないWebサイトの更新情報もRSSで配信できる「gooフィードメーカー」 | RBB TODAY
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RSSに対応していないWebサイトの更新情報もRSSで配信できる「gooフィードメーカー」

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ポータル事業本部メディア事業部事業部長の浅田安茂氏。「gooフィードメーカー」の概要と、NTTレゾナント(goo)の今後のRSS関連の戦略などの発表を担当した
  • ポータル事業本部メディア事業部事業部長の浅田安茂氏。「gooフィードメーカー」の概要と、NTTレゾナント(goo)の今後のRSS関連の戦略などの発表を担当した
  • 画面上で「gooフィードメーカー」の実演を行った、ポータル事業本部技術マーケティング部担当部長内山匡氏。実際の操作画面は、このあとで紹介する画面を見てほしい
  • 「gooフィードメーカー」のシステム構成。ユーザーのPCのハードディスクに負担はかからず、サーバー側で対処する仕組みになっている
  • 無料サービスと有料サービスの比較
  • フィード作成のその1。発表会で撮影したものは細かい部分が見づらかったため、筆者が実際に試して、Windows上でキャプチャーした。発表会と同じように、NTTレゾナントの公式サイトをサンプルとして利用。これはフィード作成のステップ1
  • ステップ2。フィードしたい記事の範囲を指定して(マウスでドラッグする)と、色が付く(オレンジ色以外にも選べる)。そして右側の「フィードを作成」ボタンを押すと、ステップ3へ
  • ステップ3。タイトルや概要などを書き込んだら、「OK」ボタンを押して完了。フィード作成を始められ、またどんなフィードを作ったかを確認できる管理ツール画面に戻る
  • 管理ツール画面。「gooフィードメーカー」のページにログインするとトップ画面に入り、上部のタブを選ぶと管理ツール画面になる
 NTTレゾナントは21日、同社が運営するポータルサイト「goo」の新サービスとして、RSSフィードを扱った「gooフィードメーカー(β版)」(以下、「gooフィードメーカー」)の発表を行った。ポータル事業本部メディア事業部事業部長の浅田安茂氏と、ポータル事業本部技術マーケティング部担当部長内山匡氏が詳細を説明した。

 RSSフィードとは、ご存知の方も多いと思うが、Webサイトの更新情報や最新記事の見出し、概要などを自動的に配信する機能のこと。情報サイトや、個人のblogなどで利用されており、先月正式版がリリースされた「Internet Explorer 7」もRSSの機能を搭載しているので、以前にも増して注目を集めるようになった機能である。

 今回サービスが開始された「gooフィードメーカー」は、Webサイトに掲載されている新着情報などのテキストリンクから、RSSフィードを簡単に作ることのできるサービス。作成したフィードは、「gooフィードメーカー」のサイト上で公開することが可能。自分のサイトやblogなどをより多くの人に見てもらえるツールというわけなのだ。

 このように説明をすると、自分のサイトやblogを持っている人には意味がないように見えてしまうが、そんなことはない。つまり、RSSに対応していないサイトを、自分で好きなように指定できるサービスだ(一部のサイトには対応していない模様)。よくチェックするけど、更新が不定期なサイトやblogに利用すると便利というわけである。新しい情報や記事などが追加されたことがわかるようになるので、何度もチェックしなくて済むのだ。

 また、それ以外の大きな機能として、作成したフィードに対して、「gooブログ」や「教えて!goo」のQ&Aを追加し、一元的に表示するクチコミ情報ページの「リパックページ」と、そのフィード「リパックフィード」の作成も行える。「リパックページ」は、作成したフィード、関連blog記事、関連Q&A記事の3つのパーツで構成され、さらに背景色や文字色などの変更や、レイアウトの設定も自由に行えるという仕様になっているのだ。自分独自の情報サイトを作れるというイメージなのである。

 なお、「gooフィードメーカー」に関しては無料版に加え、より機能を充実させた月額200円の「gooフィードメーカーアドバンス」が用意されている。機能の差異は、一覧表を参照してもらいたい。「gooフィードメーカーアドバンス」のみの機能としては、作成したフィードやリパックページの購読者数や記事クリック数などを時系列でリポートできるアクセス解析機能がある。ちなみに、登録から3か月間は「アドバンス」を無料で利用可能となっているので、試してみるといいだろう(ただし、4か月目から自動的に課金されてしまうので注意)。

 そのほか、gooのRSS関連のサービスといえば、2004年より開始した「gooRSSリーダ」があるが、「gooフィードメーカー」はそれに取って変わるものではなく、連動して利用できるサービスとなっている。「gooフィードメーカー」で作成したRSSフィードを、「gooRSSリーダ」や、同等の機能を持つブラウザで購読することができる。また、3月までには企業向けのフィードサービスが始まるほか、4〜5月ぐらいには、フィード検索の新サービスも始めるとのことである。「RSSやフィードといえばgoo」と呼ばれることを目指し、今後もRSS関連のサービスをより充実させていく。
《デイビー日高》
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