【Envisioning Next Generation Networks(Vol.5)】これからのプラットフォームに求められるもの | RBB TODAY

【Envisioning Next Generation Networks(Vol.5)】これからのプラットフォームに求められるもの

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アルカテルIP事業部プレジデントのバジル・アルワン氏
  • アルカテルIP事業部プレジデントのバジル・アルワン氏
  • 現在のインフラは第3の波に直面
  • アルカテルの製品がリリースごとに変遷に対応してきた点をアピール
  • 同社が注力している4つのポイント。なかでもノンストップルーティングは重要
  • 同社の製品がワールドワイドで採用されている
 「シリコンバレーで企業を興したときには、MPLS(multiprotocol label switching)について考えていた。当時はMPLSが重要な技術になるかどうかということに多くの人が注目していた。今では世界がすっかり変わり、MPLSは成功している。それだけでなく、進化の中心になっている」
アルカテルIP事業部プレジデントのバジル・アルワン氏は、同社に買収される前に社長兼CEOを務めていたタイメトラネットワークス社の事業を振り返りながら講演をはじめた。タイメトラネットワークス社は、エッジルータの会社だった。

 「IPはインターネットのシングルサービスのために構築されたが、IPとMPLSを調和させ、新しいインフラ基盤にし、将来のテレコムサービスに使っていくということは大きな課題だ」「機は熟している。技術的にもアプリケーションが構築され、インターネットのプラットホームですでに使われはじめている。そして市場のニーズがまさに台頭してきている」。バジル アルワン氏は、このように語り、市場の変化のなかでのアルカテルの優位性をアピールした。

 氏はまず、現在IP化の活発な流れの例として、ワールドワイドで膨大な投資が行なわれており、アルカテルも100以上のプロジェクトに参加、NGNへ移行するためのプロバイダーとして選ばれている点を挙げ「業界はまさにわくわくしている瞬間である」と話した。なかでも注目するものとして紹介されたのがトリプルプレイへの移行だ。「トリプルプレイのネットワークの構築は大きなチャレンジで、IP、MPLSのインフラがよいり重要になっている。IPインフラのなかでは、課金、トラッキングなどといったものをどのようにインフラに構築し、大きな帯域幅にも対応していくか」が課題となっており、アルカテルは向こう数年間のIP、MPLSのネットワーク構築を積極的に行なっていかなくてはならないとした。

 氏によると現在のインフラはマルチサービスルーティングという第3の変化に直面しているという。「単なるピュアなインターネットのルーティングだけではなく、プラットフォーム、競合するサービスをいかにして管理するかということになる。音声、ビデオ、それぞれのサービスに特徴があるとしても、ルーティングプラットフォームに要求されるものは同じだ。それはサービスの管理、オペレーションのメンテナンス、可用性、マネージングのスキル……こういったものがプラットフォームに根本的に求められている」。

 この分野での展開例として紹介されたのは同社の7450ESS(サービスプロバイダ向けのイーサネット/MPLSルーティング・プラットフォーム)、7750SR(拡張型IP/MPLSサービス・ルータ)だ。氏はこれらの代表的な製品が、それぞれのリリースバージョンでNGN、トリプルプレイ、モバイルサービスといった変遷に対応してきた点をアピールした。また「(トリプルプレイでは)サービスのストップは許容できないものとなってくる」として、特に同社が注力しているノンストップルーティングがプラットフォームの重要な部分となっており、次世代のネットワークには必要不可欠、マルチサービス向けのトレンドに対応していくには重要である強調した。
《小板謙次》

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