【WPC 2006 Vol.3】2007 OfficeとWindows Vistaはワークスタイルの変化を再考して開発 | RBB TODAY
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【WPC 2006 Vol.3】2007 OfficeとWindows Vistaはワークスタイルの変化を再考して開発

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 マイクロソフトは18日、「WPC TOKYO 2006」(会場:東京ビッグサイト)において、「Microsoft Windows Vista & the 2007 Office Systemの競演 ─ 革新的デジタルワークスタイル」と題した基調講演を行った。
  •  マイクロソフトは18日、「WPC TOKYO 2006」(会場:東京ビッグサイト)において、「Microsoft Windows Vista & the 2007 Office Systemの競演 ─ 革新的デジタルワークスタイル」と題した基調講演を行った。
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  •  マイクロソフトは18日、「WPC TOKYO 2006」(会場:東京ビッグサイト)において、「Microsoft Windows Vista & the 2007 Office Systemの競演 ─ 革新的デジタルワークスタイル」と題した基調講演を行った。
  •  マイクロソフトは18日、「WPC TOKYO 2006」(会場:東京ビッグサイト)において、「Microsoft Windows Vista & the 2007 Office Systemの競演 ─ 革新的デジタルワークスタイル」と題した基調講演を行った。
  •  マイクロソフトは18日、「WPC TOKYO 2006」(会場:東京ビッグサイト)において、「Microsoft Windows Vista & the 2007 Office Systemの競演 ─ 革新的デジタルワークスタイル」と題した基調講演を行った。
  •  マイクロソフトは18日、「WPC TOKYO 2006」(会場:東京ビッグサイト)において、「Microsoft Windows Vista & the 2007 Office Systemの競演 ─ 革新的デジタルワークスタイル」と題した基調講演を行った。
  •  マイクロソフトは18日、「WPC TOKYO 2006」(会場:東京ビッグサイト)において、「Microsoft Windows Vista & the 2007 Office Systemの競演 ─ 革新的デジタルワークスタイル」と題した基調講演を行った。
 マイクロソフトは18日、「WPC TOKYO 2006」(会場:東京ビッグサイト)において、「Microsoft Windows Vista & the 2007 Office Systemの競演 ─ 革新的デジタルワークスタイル」と題した基調講演を行った。

 最初に登壇したマイクロソフト社長 ダレン・ヒューストン氏は、まず1年半前より日本市場でコミットメントしている「PLAN-J」の3つの柱、「投資の拡大」「企業と消費者双方に対する技術革新」「官民学とのパートナーシップ」が、大きな進歩を遂げていることを報告した。

 次に、一般家庭においてはブロードバンド接続やビデオ、ストリーミングなど、革新的なデジタル化が進んだが、ビジネス環境においてはいまだファックス通信や紙ベースの取引、レガシーシステムの運用が行われていることに言及、マイクロソフトは発売間近のWindows Vistaおよび2007 Office Systemによって、「欧米に遅れをとっているこうした日本のデジタルワークスタイルの促進に貢献したい」とした。そのうえで、展示会場の同社ブースに250台のデモ機が設置され、100人の同社社員が操作説明などにあたることを紹介、聴講者に対して、新しいWindows Vistaおよび2007 Office Systemをぜひとも体感してほしいと呼びかけた。

 次に米マイクロソフトのマイケル・シーバート氏(Windowsクライアントマーケティング担当 コーポレイトバイスプレジデント)とクリス・カポセラ氏(ビジネス製品担当 コーポレイトバイスプレジデント)が登壇、まずシーバート氏よりWindows Vistaと2007 Office Systemの開発の経緯が説明された。その開発にあたっては、過去5年間のワークスタイルの劇的な変化を再考することから開始し、顧客に対しても大規模な調査を実施したと言う。それによって導き出されたトレンドは3つあった。第1に、今日のビジネスが企業や地理的環境を越えたコラボレーションによって展開されていること。第2に、インターネットや社内LANへの常時接続が普及し、かつモバイル化も進むなかで、膨大な情報がやりとりされていること。第3に、日本で言えば日本版SOX法への対応など、透明性の高い組織が求められていることであった。こうしたトレンドに対応すべく開発されたWindows Vistaは、「情報検索と整理の効率化(Easier)、モバイルとコラボレーションの向上(Better connected)、セキュリティの強化とコスト削減(Safer)を実現するオペレーションシステムに進化した」と言う。

 ここでWindows Vistaの簡単なデモが行われた。スタートメニューの階層表示や、起動しているアプリケーションをタスクバーからサムネイル表示できる「ライブプレビュー」、またクイック検索にて、ある程度、検索結果を絞り込んだ後、ファイルの中身までサムネイル表示できる「プレビューウィンドウ」、といった必要なファイルをすぐに取り出せる新機能が紹介された。またクイック検索では、アプリケーションや機能も検索対象とすることができ、たとえばコントロールパネルの「電源オプション」をExplorer画面から検索して呼び出すといったことも紹介された。

 さらにモバイル環境で有用な機能の1つとして、USBメモリを差してシステムメモリを擬似的に拡張させる「Ready Boost」機能が紹介された。Ready Boostの適用によってシステムが高速化し、メモリの少ないノートPCでもWindows Vistaをストレスなく使用できると言う。またモバイル環境を想定し、社外にいながら社内の人と協業するデモとして「Windows ミーティングスペース」が紹介された。これは、自分が開いているファイルをミーティングに参加しているユーザーのPC画面にリアルタイム表示すると同時に、必要に応じて各ユーザーがそのファイルを編集できるというもの。プロジェクタの用意やファイルの送受信を行うことなく簡単に協業が可能になると言う。

 次にカポセラ氏による2007 Office Systemの説明に移った。これまでのOfficeではワープロや表計算といった個々のアプリケーションを「Office Suite」と読んでいたが、ワークスタイルの劇的な変化に対応するためにOfficeを再定義、Office Share Point Serverなどのサーバー群や、Windows Liveといったオンラインサービス群とも統合した「Office System」になったと言う。

 これにより、Microsoft Officeは10年ぶりの大幅リニューアルとなった。2007 Office Systemではインターフェースも一新され、従来のメニューバーとツールバーを「タブ」と「リボン」で構成することで多くの機能をワンクリックで選べるようになった。Word 2007では、フォントを変更する場合、候補のフォントが本文のウィンドウでプレビュー表示されるため、従来のようにいったんフォントを適用して全体のレイアウトを確認、さらに別の書式を適用して確認、といった手間が排除された。Excel 2007ではグラフ機能が進化し、たとえば売上一覧にデータバーやアイコンを重ねたりカラースケールで数字のトレンドを可視化したりするなど、ユーザーの意思決定を強力にサポートする機能が備わった。

 PowerPointにおいても、デザインテーマを文書全体にすぐ反映させたり、箇条書きを「スマートアート」機能でグラフィックに変換した後もテキストで修正できるなど、思考の流れを妨げることなく最小限の操作で美しい資料を作成できるようになっている。さらにサーバーとの連携も紹介された。Office Share Point Server 2007で構築したイントラネット上に、社内で共有するスライドを保存しておく。それを自分のスライドに追加する操作はワンクリックで可能である。また自分のスライドに追加したページが共有ファイル側で更新されていればそれを自分のスライドに自動的に反映させるといった機能も紹介された。デモの最後でカポセラ氏は、Office Systemは企業内の社員一人ひとりの力を増幅させるものであり、それによって企業は経営力を高めることができると語った。

 以上のデジタルワークスタイルにおける革新に加え、シーバート氏はコンシューマを対象としたデジタルライフスタイルにも言及した。一般家庭においてWindows Vistaは、「Easier」「Better connected」「Safer」に加え、「More entertainment」の役割も担うとし、同製品に統合される「Media Center」によって写真や音楽、さらにはHD映像もPC一台で楽しめるようになると語った。

 プレゼンテーションの最後では、PCおよび周辺機器、アプリケーションのWindows Vistaロゴプログラムを紹介、いずれもWindows Vistaをより快適に楽しめる製品はホワイトロゴが目印となる。
《柏木由美子》
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