日本サムスンは22日、ディスプレイに直接書き込むことでPCなどへの入力が可能となる17型液晶タブレットディスプレイ「SyncMaster 720TD」とWindows CEを搭載した17型ネットワーク液晶ディスプレイ「SyncMaster 711ND」を法人向けに販売開始した。価格はオープン。 SyncMaster 720TDは、超音波方式によるタブレット機能を内蔵した17型SXGA（1,280×1,024ドット）液晶ディスプレイ。デュアルヒンジ機構を採用することにより、柔軟な動きで書きやすさを高めた。また、保護パネルを搭載して傷がつきにくい設計となっている。 サイズは429.0×424.5×225.0mm、重さは6.2kg（スタンドを含む）。画素ピッチは0.264mm、輝度は270cd/平方メートル、コントラスト比は700:1、応答速度は8m秒、視野角は水平方向は150度、垂直方向は135度、チルトは-3〜90度、ピボットは90度。入力端子は、D-sub15ピンによるアナログ入力。Macintoshにも対応する。カラーはブラックとシルバー。3年保証が付属する。 タブレット部の読み取り精度は±0.5mm、読み取り速度は100ポイント/秒。充電式リチウムイオン電池で起動し、連続稼働時間は3時間。 SyncMaster 711NDは、Windows CEコントローラを内蔵しながらもコンパクトな筐体サイズで簡単に設置でき、さらには従来製品よりも大幅にコストダウンをはかった17型SXGA（1,280×1,024ドット）ネットワーク液晶モニター。HDDレス設計で128MBのフラッシュメモリを内蔵し、テロップ配信に対応した簡易配信ソフトが標準添付される。 サイズは370×404×200mm、重さは5.8kg（スタンドを含む）。画素ピッチは0.264mm、輝度は300cd/平方メートル、コントラスト比は600:1、応答速度は8m秒、視野角は水平・垂直方向共に160度、チルトは0〜22度、スイーベルは350度、ピボットは90度。入力端子は、ミニD-Sub15ピンによるアナログ入力。カラーはブラック。3年保証が付属する。 クライアント部のOSはWindows CE、CPUはGeode GX 466、メモリは128MB。埋め込みアプリケーションはInternet Explorer、File Explorer、WMP、Image Viewer、JAVA、Flash、Office Viewer。推奨サーバーOSは、Windows 2000/XP/Server 2000/Server 2003。
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