東芝は19日、同社ノートPC「dynabook AX/8・CX/8・TX/8・VX/7」および「Satellite CW1・AW4・AW5・A100」の各シリーズに使用しているバッテリーパックの一部において、充電または放電できなくなる可能性があると公表した。なお同現象は、充電または放電の不具合に関するもので、発火・発煙など安全性に係る問題を発生させるおそれはないとしている。 対象製品は、2006年3月から5月の間に製造された対象PCに搭載されたバッテリーパックの一部で、オプション購入のバッテリーパックは対象外となっている。また、対象となるバッテリーパックは無償交換されるが、無償交換の対象となるのはバッテリーパックのみで、PC本体は無償交換の対象にはならない。 なお、本件は、2006年8月にデルやアップルコンピュータが実施したバッテリーパック不具合に伴う自主回収と関連はないという。 使用しているPCが本件に該当するかどうかは、同社のWebサイトで提供される「判定プログラム」を入手して確認することが可能だ。該当PCの場合はそのままWeb上でバッテリーパック交換の申し込みが行えるようになっている。
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