ボーダフォンは、同社がサービスを行う3G携帯向け新サービス「スーパーボーナス」を開始。現在行われている3G携帯の割引キャンペーンの期間を9/30まで延長し、新サービス加入時にも同キャンペーンを利用できることを発表した。 アルファインターナショナルが主催するパートナー向けセミナーにて詳細を説明した。 同サービスは、すでに行われているハッピーボーナス制度をさらに進めた形の割引。「スーパーボーナス継続割引」「スーパーボーナス特別割引」「デュアルパケット定額」の3つを大きな柱とし、新規契約時もしくは機種変更時にスーパーボーナスに加入することで以下の4つの特典が加わる。（1）新規加入時にスーパーボーナス契約により最大2か月基本使用料無料（2）最新機種購入時に最大10,500円割引、または10,000円のキャッシュバック（3）デュアルパケット定額が最大2か月無料（4）継続利用27か月後に2000ポイントを付与（以降は12か月ごと） スーパーボーナス継続割引は最高41％まで割引率が用意された長期割引サービスで、現在提供されているハッピーボーナスからの契約変更においても契約期間が引き継がれる。ハッピーボーナス契約においては最低2年間以上という契約上の制限があったが、スーパーボーナス割引においては、こうした制限は撤廃される。●スーパーボーナスには端末の割賦払いが必須 スーパーボーナスの大きな特徴といえるのが「スーパーボーナス特別割引」だろう。携帯の販売価格に応じて設定された価格に応じて割引額が設定され、契約時より3か月後より毎月24か月に渡って利用料から割引される。これにより契約時に購入した3G携帯端末の価格は購入時に支払う頭金以外の部分がほぼ相殺されることになり、端末購入時の負担が大幅に軽減されることになる。例えば現在人気のワンセグ対応3G携帯905SHの場合、最高で月額2280円の割引サービスが受けられるようになっている。ただし、スーパーボーナスは途中解約が可能であるが、この場合は端末の残金を支払う必要がでてくるので注意が必要だ。 10月24日より開始される番号ポータビリティ制度に向けて、キャリア各社の新サービスが注目されるところだが、ボーダフォンの新サービスの発表により、いっそうのキャリア間の競争の激しさが増していきそうだ。同社執行役副社長兼COOでもある宮内 謙氏によると今後今期中には3G携帯用基地局を倍増、魅力的な携帯端末の開発を行うとともに、ソフトバンクの既存コンテンツとの連携などによりさらなるサービスの拡充を図るという。
ドコモとボーダフォン、グローバルM2M分野で提携
