[スピード速報]はspeed.rbbtoday.comの1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、正確なアクセス回線の速度を計測している。月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。 今回は2006年8月25日〜2006年8月31日の測定データのうち、回線種別をADSL（「NTT東西のフレッツ・ADSL」「Yahoo!BB・ADSL」「フレッツ・Yahoo!以外のADSL」）としていた計測データを対象に、キャリアごとのシェアを算出した。 グラフを見ての通り、Yahoo! BB（ソフトバンクBB）、NTT東日本、NTT西日本、イー・アクセス、アッカ・ネットワークスの上位5社で、全体の9割近くを占めているのがわかる。グラフには表していないが、6位以降のキャリアは5位のアッカ・ネットワークスの10分の1以下の件数(1％未満)であり、この5社が抜きん出ていることを示している。 地域によってはFTTHへの移行が進んでいると言われるADSLだが、FTTHが利用できない地域が多くあり、既存の電話回線を利用できるメリットも大きい。今後の動向に注目したい。
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