江東区、ポケベル電波を利用した災害・防災情報配信システム「YOZANシステム」を導入 | RBB TODAY
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江東区、ポケベル電波を利用した災害・防災情報配信システム「YOZANシステム」を導入

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 YOZANは、江東区の防災活動拠点「防災センター」が同社の情報配信システム「YOZANシステム」を採用し、運用を開始したと発表した。

 YOZANシステムは、衛星回線とインターネット回線を使って基地局に情報を送信し、そこからポケットベル電波を利用して受信端末に配信するもの。約3秒で情報伝達が可能となる。不通となりやすい地上回線だけでなく、衛星回線も利用することで災害時の情報伝達がより確実にできるとした。また、同システムは震度計と連動し、地震発生の際は24時間いつでも震度情報を配信する。

 情報受信端末は文字による情報表示のほか、震度5弱を超える地震が発生した際は大音量のブザーを鳴らしながら情報の音声読み上げを行う。江東区では、3月に公共施設、災害協力隊、消防団、区議会議員宅などに542台の専用戸別受信機を設置。4月より防災センターからの災害情報や避難勧告といった災害時の緊急連絡のほか、区からのお知らせなどを配信する。
《富永ジュン》
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