「世界に打って出る足がかりに」 -ソフトバンクがボーダフォンと合弁会社 | RBB TODAY
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「世界に打って出る足がかりに」 -ソフトバンクがボーダフォンと合弁会社

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 ソフトバンクと英ボーダフォンは、共同で携帯電話事業に関する合弁会社を設立すると発表した。この合弁会社では、端末の共同開発と調達、あらたなモバイルポータルと基盤ソフトウェアの共同開発、コンテンツの共同調達と配信が行われる。
  •  ソフトバンクと英ボーダフォンは、共同で携帯電話事業に関する合弁会社を設立すると発表した。この合弁会社では、端末の共同開発と調達、あらたなモバイルポータルと基盤ソフトウェアの共同開発、コンテンツの共同調達と配信が行われる。
 ソフトバンクと英ボーダフォンは、共同で携帯電話事業に関する合弁会社を設立すると発表した。この合弁会社では、端末の共同開発と調達、あらたなモバイルポータルと基盤ソフトウェアの共同開発、コンテンツの共同調達と配信が行われる。

 ソフトバンク代表取締役代表/ボーダフォン日本法人 執行役社長兼CEO 孫正義氏は、「世界中の携帯電話にカメラが内蔵されていますが、いち早く大々的に広めたのはボーダフォンジャパンであります」としているように、日本のボーダフォンは、ジェイフォン時代から他社に先駆けて開始し他社にも広めたサービスがいくつもある。「世界中のお客様は日本の先端的なものを見ている。それをほしがっている」とボーダフォングループもそれをメリットとしてあげている。ボーダフォングループは、ソフトバンクグループから日本における先進的なモバイルサービスを取り込む方針だ。

 一方のソフトバンクグループにとっては、端末をボーダフォンと共同で調達によるコスト削減が期待できる。

 さらに孫氏がアピールするのは、ソフトバンクのIPネットワークだ。「世界で唯一、国中に完全IPのバックボーンを引いている。これにより、リッチコンテンツが高速に、しかもネットワークに負荷をかけずに配信できる。携帯電話の世界でもいち早く取り入れたい」としている。ソフトバンクグループがボーダフォングループに提供するのは、このIPインフラのノウハウだ。「ソフトバンクグループは日本国内ではインフラからコンテンツまですべてを提供することになるが、これを世界に打って出る足がかりとして、今回のジョイントベンチャーを活用していきたい」と示している。

 合弁会社の資本金は最大で110億円で両社が折半、取締役は4人ずつ派遣する計画。
《安達崇徳》
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