NTT-Com、2005年度決算 〜IP系サービスが順調、OCN契約数が529万に | RBB TODAY
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NTT-Com、2005年度決算 〜IP系サービスが順調、OCN契約数が529万に

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 NTTコミュニケーションズ(NTT-Com)は本日、2005年度(第7期)決算を発表した。

 2005年度における営業収益は、前期比+378億円、3.5%増の1兆1,278億円、経常利益は前期比+38億円、5.7%増の718億円。また、Philippine Long Distance Telephone Companyの株式売却益437億円、NTT Investment Singapore Pte Ltd.の中間分配益223億円など690億円を特別利益、ジェイサットの株式評価損115億円、NTT USA Inc.の株式評価損191億円、NTT EUROPE LTD.の株式評価損101億円など461億円を特別損失に計上。当期純利益は314億円(前期比+68億円、27.8%増)となった。

 営業収益の内訳は、IP系をのぞく音声伝送サービスが4,727億円(前期比+321億円、7.3%増)、IP系サービスが3,038億円(前期比+255億円、9.2%増)、IP系をのぞくデータ通信サービスが1,769億円(前期比-358億円、16.8%減)、ソリューションサービスが1,390億円(前期比+132億円、10.5%増)、設備賃貸や商品販売代行などによるそのほかの収入が352億円(前期比+27億円、8.5%増)。

 廉価なIP-VPNなどへの移行を受けてIP系をのぞくデータ通信サービスの収入は減少傾向にあるものの、IP系をのぞく音声伝送サービス、IP系サービス、およびソリューションサービスからの収入は堅調な伸びを見せている。中でもIP系サービスの伸びは顕著で、2006年3月末でのOCN契約数が約529万に達したことや4種のVPNサービスを適宜組み合わせることができる「統合VPN」の積極的な展開が主な増収要因として挙げられた。
《富永ジュン》
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