米AT&T、米国13州のサービス提供エリアにおけるブロードバンドサービスの拡張を発表 | RBB TODAY
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米AT&T、米国13州のサービス提供エリアにおけるブロードバンドサービスの拡張を発表

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 米国AT&Tは8日(現地時間)、同社が従来サービスを提供してきた米国13州全体において、企業および消費者へのインターネット・アクセスおよびIPベースのサービスの拡張を発表した。

 この発表では、通信線によるブロードバンド・サービスが提供されていない一般家庭向けサービス対象地域の一部地方向けに、衛星を利用したサービスを提供するなど、3つの拡張計画が盛り込まれている。

 同社では、「今回発表された衛星および固定無線アクセス・ブロードバンド・サービスは、AT&Tが今後ブロードバンドの提供範囲を一般家庭および地方サービス・エリア全体に推し進めていくための新しいテクノロジーの可能性を評価できるように設計されております」とコメント。このテクノロジーには、DSLやCATVインターネットが現在提供されていない遠隔地、地方、およびサービスの提供が難しい地域にブロードバンド接続サービスをもたらす、という点で大きな期待が寄せられているという。

 なお同社では、これらの新サービスにより、AT&Tの従来のサービス・エリアで最大1,150万の一般家庭と企業に新しくブロードバンドが提供されるとしている。(現時点でのDSLサービス回線数は740万回線)。

 今回発表された拡張計画の内容は以下のとおり。

・現在、通信線によるブロードバンド・サービスが提供されていないAT&Tの一般家庭向けサービス対象地域の一部地方向けに、衛星を利用したブロードバンド・サービスを2006年5月後半から提供
・3年以内に550万以上の低所得世帯層にAT&TのIP対応ビデオ・サービス「Project Lightspeed」を提供。Project Lightspeedは、当初41の市場で提供され、初期展開の一環として2008年末までに約1,900万世帯へのサービス提供を実現する予定
・WiMAXおよびほかの固定無線アクセス・テクノロジーに関連した市場活動範囲を拡大。AT&Tが既に固定無線アクセス・サービスを提供しているアラスカ州、ジョージア州、ニュージャージー州に加え、あらたにテキサス州とネバダ州において2006年後半から展開
《村上幸治》
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