キヤノン、A2ノビサイズ対応のグラフィックアート向けインクジェットプリンタ「imagePROGRAF iPF5000」 | RBB TODAY
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キヤノン、A2ノビサイズ対応のグラフィックアート向けインクジェットプリンタ「imagePROGRAF iPF5000」

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 キヤノンは、大判フォトやアート、ポスター、プルーフの出力といったグラフィックアート市場向けの業務用大判インクジェットプリンタの新製品として、A2ノビサイズ対応「imagePROGRAF(イメージプログラフ)iPF5000」を4月に発売する。価格は248,000円。

 iPF5000は、新開発の顔料インク「Lucia(ルシア)」を採用した12色顔料インクシステムや、高密度プリントヘッド技術「FINE(Full-photolithography Inkjet Nozzle Engineering)」による各色2,560ノズル、合計30,720ノズルの高密度プリントヘッドを搭載。これらが、高速イメージプロセッサー「L-COA(エルコア)」の搭載とあいまって、さらなる高画質と高速印刷の両立を実現した、と同社ではしている。

 12色顔料インクシステムでは、色再現領域を拡大するレッド、グリーン、ブルーの特色インクと、表現力と階調性に優れたモノクロ印刷を可能にする濃淡2種類のグレーインクを新たに加えた合計12色のインクを、最小4ピコリットルの極小インク滴で吐出。この多色インクシステムと極小インク滴により、大判フォトやポスターを美しく、プルーフなどをより忠実に仕上げられるという。

 さらに、A2サイズで約52秒という高速出力や大容量インクタンクの採用により、高い生産性を実現しているほか、4Wayマルチ給紙(オプション使用時)やカッターの搭載、電子メールを利用したリモート通知機能など、業務用プリンタに求められる信頼性と操作性も兼ね備えている。

 ソフトでは、デジタル一眼レフカメラ「EOS DIGITALシリーズ」のRAW画像閲覧/編集ソフト「Digital Photo Professional 2.1」に対応したプラグインソフトを添付しており、シームレスな連携が可能だとしている。

 また、ポスターなどの制作物を簡単に作成するための機能も強化しつつ、操作性と編集機能の大幅な強化が図られた「PosterArtist 2006」を標準添付。このほか、WordやExcelなど複数のアプリケーションソフトで作成したデータを一緒に取り込んで、それらをレイアウト印刷できる「フリーレイアウト」機能、同社製のスキャナや複合機で読み取った原稿を最大A2サイズまで拡大して出力できる拡大コピー機能などが新たに追加されており、手軽に大判出力が行えるようになっている。
《村上幸治》
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