米サイファートラスト・インクは8日、送信者を評価するシステム「TrustedSource」を採用した新製品「CipherTrust RADAR」を発売すると発表した。同製品は、社内ネットワークをリアルタイムで監視し、フィッシング攻撃や感染したゾンビマシンを特定して警告するWebベースのサービス。
同製品は、多様なソースからのデータを分析してグローバルに脅威を特定する同社の相関エンジン「TrustedSource」から、送信者についての情報をリアルタイムで受け取る。「TrustedSource」は、世界中の企業や政府機関に置かれた4,500以上の検知器から毎月1,000億通以上の消費者/ISPメッセージと100億通以上の企業メッセージを収集しており、同製品は、ここから導き出される送信者評価データを利用して、予測された行動からの逸脱を見張り、疑わしい活動があればユーザーにリアルタイムで警告するという。
また同製品は、ホスティング型のサブスクリプション・サービスであるため、所定の証明書を提示することでインターネットから直接利用することができるという。
《竹内充彦》
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