富士通、高速処理と省電力化を両立したデジタル一眼レフ向け画像処理LSI | RBB TODAY
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富士通、高速処理と省電力化を両立したデジタル一眼レフ向け画像処理LSI

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 富士通は、デジタルカメラ向け画像処理システムLSI「Milbeaut(ミルビュー)」の新製品として、デジタル一眼レフ向けモデル「MB91680」を開発し、2月1日に販売を開始する。
  •  富士通は、デジタルカメラ向け画像処理システムLSI「Milbeaut(ミルビュー)」の新製品として、デジタル一眼レフ向けモデル「MB91680」を開発し、2月1日に販売を開始する。
 富士通は、デジタルカメラ向け画像処理システムLSI「Milbeaut(ミルビュー)」の新製品として、デジタル一眼レフ向けモデル「MB91680」を開発し、2月1日に販売を開始する。サンプル価格は4,000円。

 MB9168は、90nmプロセスのCMOSテクノロジーを用いた同社初の汎用LSIで、富士通ヴィエルエスアイおよび富士通マイクロソリューションズと共同開発したもの。同社は、デジタル一眼レフカメラ内の高画質な画像処理を低消費電力で実現する、この分野のシステムLSIとしては最高スペックの製品だとしている。消費電力は、従来(180nm)比30%削減。

 新製品のMB9168では、同社の組み込み用32ビットRISC CPU「FR80」(132MHz)を搭載したことで、従来の4倍の転送速度が可能になり、多画素カメラでの撮影における高速連写や機敏なシャッターレスポンスを実現できるという。

 また、撮像デバイスの解像能力限界時に発生する折り返しノイズや色ノイズを抑制。色変換機能を搭載しており、着目した色を任意の色に変換できる。さらに、カメラRAWデータのロスレス圧縮機能も搭載。インターフェースには、HDTV、HDMI、USB2.0、DVIを備える。
《高柳政弘》
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