コマンドライン管理やLinux版VPN Clientなどを搭載した「SoftEther VPN 2.0 RC2」が公開 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

コマンドライン管理やLinux版VPN Clientなどを搭載した「SoftEther VPN 2.0 RC2」が公開

エンタープライズ その他
 ソフトイーサは7日、仮想ネットワーク環境を構築するソフト「SoftEther VPN 2.0 Release Candidate 2(RC2) ビルド 5000」を、同社Webサイトにて公開した。同社では、このRC2リリースを「完成版」のリリースの最終候補として位置づけており、今後約1か月間でベータ版ユーザーからのフィードバックを受け、それを元に品質向上の最終段階を経て完成版としてリリースする予定だとしている。

 RC2では、RC1やそれ以前のリリースには無かった重要な機能がいくつか加えられている。1点目は「コマンドライン管理ユーティリティ」で、これは、今までWindowsのGUIからしか行えなかったSoftEtherのサーバーやクライアント管理を、WindowsやMacOS X、Linuxや各種UNIXといったOSのコマンドラインからも行えるようにするもの。これにより、今まではできなかったバッチ処理なども行えるようになったとしている。

 もう1点は「Linux版SoftEther VPN Client 2.0」の投入で、今までWindowsでしか使えなかったSoftEtherの仮想LANカードが、これによりLinuxでも使用できるようになった。なお、Linux版のクライアントはバックグラウンドサービスとして動作するという。

 このほか、VPNや回線のより正確な速度測定を可能にする「通信スループット測定ツール」の提供や、VPN Serverのクラスタリング機能で性能基準比などが設定可能になるなど、使い勝手の向上も図られている。
《村上幸治》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

page top