AVCテクノロジージャパンは25日、デジタルオーディオプレーヤー「SIGNEO」（シグネオ）ブランドシリーズとして、新製品6機種と周辺機器2機種を発表した。
新ラインアップは、世界的な工業デザイナーであるマーク・ニューソン氏がデザインした6.5mmの薄型モデル「SN-A800」、8GバイトのHDD（1インチ）を搭載したAVプレーヤー「SN-H1000」、130時間の連続再生を実現したモデル「SN-M550」、SDメモリーカード専用プレーヤー「SN-F170」、フルスペックのエントリーモデル「SN-F120」、シンプルな薄型ボディと絶妙な曲線美を持ったスタイリッシュモデル「SN-A250」のデジタルオーディオプレーヤー6製品。
SN-A800は、ハーフミラー加工が施された円形の白色有機ELディスプレイを装備したメモリプレーヤー。記録容量は、512Mバイト（18,800円）と1Gバイト（23,800円）の2種類を用意する。搭載機能は、FMチューナー、ボイスレコーダー、ダイレクトエンコーディングなど。音声ファイル形式は、MP3、WMA、OGG、WAVEに対応している。本体サイズは幅68×高さ50×奥行き6.5mm、重さは約30g。カラーバリエーションは、ブラック、イエロー、ブルーの3種類。リチウムポリマー充電池を内蔵し、約11時間の連続再生が可能としている。発売時期は11〜12月。
SN-H1000は、SIGNEO初のHDD搭載モデル。MPEG4形式の動画再生に対応し、JPEG、BMP、TXT形式ファイルの表示が可能だ。1.8型TFT液晶ディスプレイを採用し、FMチューナー、ボイスレコーダー、ダイレクトエンコーディングを搭載する。音声ファイル形式は、MP3、WMA、OGG、ASFをサポート。リチウムポリマー充電池を内蔵し、連続再生時間は音声が約12時間、映像が6時間としている。本体サイズは幅91.5×高さ53.8×奥行き14.8mm、重さ約87g。カラーは、ブラックとシルバーを用意する。直販価格は29,800円。発売時期は12月。
SN-M550は、新開発のリチウムイオン充電池を内蔵し、連続130時間再生を実現したモデル。有機ELディスプレイを採用し、FMチューナー、ボイスレコーダー、ダイレクトエンコーディングを搭載する。音声ファイル形式は、MP3、WMA、OGGに対応。本体サイズは幅65×高さ44.9×奥行き21.7mm、重さは約68g。カラーは、ホワイトとシルバーの2種類を用意する。直販価格は512Mバイトモデルが17,800円、1Gバイトモデルが22,800円。発売時期は12月。
SN-F170は、記録メディアにSDメモリーカードを採用した携帯音楽プレーヤー。有機ELディスプレイを採用し、FMチューナー、ボイスレコーダー、ダイレクトエンコーディングを搭載する。音声ファイル形式は、MP3、WMAに対応。リチウムポリマー充電池を内蔵し、約15時間の連続再生が可能としている。本体サイズは幅72×高さ35×奥行き11.8mm、重さは未定。カラーは、シルバー、オレンジ、ブルーの3種類。直販価格は11,800円。発売時期は12月〜1月。
SN-F120は、エントリーモデルながら、有機ELディスプレイを採用し、FMチューナーやボイスレコーダー、ダイレクトエンコーディングを装備する。音声ファイル形式は、MP3、WMAに対応。電源は単4形乾電池を採用し、連続再生時間は14時間。本体サイズは幅76×高さ39.7×奥行き13.2mm、重さは約44g。カラーは、ホワイト、オレンジ、ブルーの3種類を用意する。直販価格は、512Mバイトモデルが13,800円、1Gバイトモデルが17,800円、2Gバイトモデルが24,800円。発売時期は12月。
SN-A250は、有機ELディスプレイを採用し、FMチューナーやボイスレコーダー、ダイレクトエンコーディングを装備した携帯音楽プレーヤー。音声ファイル形式は、MP3、WMAに対応。リチウムポリマー充電池を内蔵し、約18時間の連続再生が可能としている。本体サイズは幅72×高さ35×奥行き11.8mm、重さは約31g。カラーはシルバー。直販価格は、512Mバイトモデルが15,800円、1Gバイトモデルが19,800円。発売時期は12月〜1月。
周辺機器の新製品は、USBデジタルオーディオスピーカー「DockLink SN-DS10」と、ワイヤレスオーディオシステム「TransAir SN-TX10」。発売時期は11月で、直販価格は未定。
《高柳政弘》
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