ユーチューバーが苦境に立たされている。
大食い系に続いて、ストリートファイトコンテンツを扱うチャンネルも相次いで削除されているという。
【画像】元暴力団員のユーチューバー、一般人にギロチンチョーク
9月22日、韓国のバーリトゥード団体「夜叉クラブ」のチョ・ヨンファン代表は、自身のSNSを通じて、「YouTubeチャンネルが復旧するかどうかに関係なく、10月11日の大会『覆魔殿002』は予定通り開催される」と発表した。自身が運営する同名のYouTubeチャンネルが突然削除されたことを受けての投稿だった。

「夜叉クラブ」は登録者約55万人を抱える大規模チャンネル。その名の通り、実際の喧嘩に近い格闘コンテンツで人気を集めてきた。
これまで「夜叉クラブ」では、正式な格闘技のルールではなく、いわゆるストリートファイト形式の“夜叉ルール”に基づく対戦が行われていた。舞台はリングやケージではなく、駐車場や路上だった。
その後、23日にはユーチューバーのキム・ユンテがライブ配信中にチャンネル停止を報告。キム・ユンテはこれまで、共演者らと集団で喧嘩する内容の配信を主に行ってきた。

特に6日には、現役格闘家のキム・ジュンウが一般人にギロチンチョークなどの技をかけて失神させ、出演者らがそのまま放置する様子まで、キム・ユンテのライブ配信で公開され、物議を醸したばかりだった。
このように、ストリートファイト系コンテンツを扱うチャンネルが相次いで停止されている背景には、YouTubeがコンテンツのガイドラインを見直したことがあるとみられている。

YouTubeは最近、広告主に配慮した形でコンテンツガイドラインを改定し、不適切な言葉遣いや暴力、成人向けコンテンツ、有害な行為、信頼性に欠けるコンテンツなどに対して、大規模な規制を予告。その後、大食い系ユーチューバーらが実際に収益化停止を報告していた。

24日には、現地メディア『ニューシス』がこの問題について、YouTube関係者の「青少年を対象としたコンテンツの推薦方法や有害なコンテンツに関するポリシーを改善するため、精神衛生の専門家らと継続的に協力している」とのコメントを報じ、注目を集めた。
一方、SNSやYouTubeでは現在、ストリートファイト動画をめぐって問題が広がっている。最近、多くの若者が同様の動画を視聴しており、それが学校内での暴力につながっているという。
ストリートファイト動画を共有するテレグラムのグループチャットには、学校や公園などで、特別なルールも防具もない状態で喧嘩する若者の動画が多数出回っている。警察は10代の青少年によるストリートファイト絡みの暴行事件について捜査を進めている。
ネット上で繰り広げられる“喧嘩”が、画面の中だけの出来事ではなく、現実の暴力につながる懸念も広がっている。YouTubeによる今回の規制が、こうしたコンテンツの拡散にどこまで歯止めをかけられるのか、今後の対応が注目される。
■【画像】女性ユーチューバー、黒人男性に体をまさぐられてキスもされ…



