アドビ、グラフィックアート向けとエンタープライズ向けの「PostScript 3」 | RBB TODAY

アドビ、グラフィックアート向けとエンタープライズ向けの「PostScript 3」

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 米アドビ システムズは8日(現地時間)、OEMメーカー向けに「PostScript 3 バージョン3017」の提供を開始した、と発表した。また、本バージョンでは新たにグラフィックアートとエンタープライズのそれぞれの市場ニーズに対応した2種類のエディション「ホストエディション」「エンベデッドエディション」を提供する。

 ホストエディションは、デザイナや印刷のプロ向けに提供されるもので、クリエイティブプロフェッショナルのワークフロー向けに特化して開発されているという。

 新たな機能として、「PDF 1.6」への対応、複数のカラーチャネルの取り扱い、PDFファイルに埋め込まれたOpenTypeフォントの対応、透明効果の完全対応が追加されたほか、複雑な文書を取り扱う際の処理性能の向上などが行われている。

 さらに、16ビットのカラー画像を処理することができ、2Gバイト以上の容量を持つファイルや1辺5メートル以上の用紙サイズのファイルが取り扱えるほか、3次元データを2次元でPDFにレンダリングしたものの印刷も可能となっている。

 同エディションは、JDF対応をはじめとする同社による業界標準技術に対する取り組みの一環として開発されたもので、クリエイティブプロフェッショナル向けプラットフォーム製品である「Creative Suite2.0」と高い互換性を保っているという。対応OSは、Windows、Mac OS X、Linux、AIX、Solaris。

 エンベデッドエディションは、オフィス向けのレーザープリンタやMFP(多機能周辺機器)に組み込まれるもので、同社のPostScriptやPDFに基づく印刷ワークフローを、高いセキュリティと信頼性を保ちながら実現する幅広い機器の開発が推進されるだろうとしている。

 同エディションは、AES暗号化や電子署名の印刷といった「Acrobat 7.0」のセキュリティ機能に対応。また、リソースの限られた機器向けに開発されており、ワークグループ向けプリンタやMFPに最適化されているという。対応OSは、MontaVista LinuxとVxWorks。
《村上幸治》

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