携帯利用者のブログ開設率21.3%、うち2割はモブログ利用。楽天リサーチ/三菱総研発表 | RBB TODAY
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携帯利用者のブログ開設率21.3%、うち2割はモブログ利用。楽天リサーチ/三菱総研発表

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 楽天リサーチと三菱総合研究所は、15歳〜69歳の男女を対象に、「第17回携帯電話コンテンツ/サービス利用者調査」を行った。携帯電話利用者2,087人からの回答をもとに、ブログやFelicaの利用状況、モバイル・ナンバー・ポータビリティに関する意向等を集計したもの。

 ブログについては「ブログを見たことがある」(閲覧率)が57.1%、「ブログという言葉は聞いたことがあるが、実際に見たことはない」38.4%、「ブログという言葉を知らなかった」が4.5%との結果となった。ブログの認知率は95.5%と非常に高いものとなり、この1年での状況の急変を伺わせた。

 ブログを開設している割合(開設率)は21.3%で、開設理由は「日記帳・備忘録代わりに」がもっとも多く54.8%、次いで「手軽にwebサイトを開設・更新できるから」(34.2%)と、手軽に日記を作成しようとする動機が見られる。ブログの更新方法についてみると、約2割がモブログ(Moblog:携帯電話によるブログ更新作業)を利用している。

 FeliCa対応機に代表される「おサイフケータイ」の保有率は6.2%であり、男女年齢別にみると、男性10代、30代、女性10代において10%前後と高くなっている。中高年の保有率は3%前後と低くなっている。

 利用機能を訊ねたところ、「とくに機能は利用していない」とする者が約3分の2を占めていることが明らかとなった。利用可能な店舗などの制約もあり、まだまだおサイフケータイ機能の利用は十分に進んでいないのが現実である。利用している場合には、対応している店舗での買い物の決済および残高照会機能の利用が高くなっている。

 2006年秋に開始が予定されている、モバイル・ナンバー・ポータビリティ(MNP:異なる通信会社の携帯電話に買い換えてもこれまで使用してきた電話番号を引き継げる)制度に関して、制度の内容や開始時期などについても理解しているという人は、携帯電話利用者の約2割に留まった。しかし、MNP制度について、なんとなく知っているという人まで含めると、携帯電話利用者の8割がMNPについて認知していた。

 MNP制度の開始に合わせて携帯キャリアは、自社ユーザが他社へと流出することを防ぐ顧客優遇策を実行すると予想される。顧客優遇策としては、長期継続割引や家族割引などの「料金割引サービス」が充実していることを挙げた回答者が多く、全体の約7割を占めている。次いで、端末に関連する条件を挙げたユーザが多く、「端末価格が安い」が55.3%、「端末が魅力的である」が40.2%を占める結果となった。また、通信サービスについては、高速性よりもむしろ品質の良さが重視されている。「通信サービスの品質が良い」という条件をあげたユーザは、全体の約5割を占めた。
《冨岡晶》
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