インテル、IDFで性能向上と消費電力低減で新たなPCやデジタル家電を創出すると明らかに | RBB TODAY
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インテル、IDFで性能向上と消費電力低減で新たなPCやデジタル家電を創出すると明らかに

IT・デジタル ノートPC
 米インテルのCEO、ポール・S・オッテリーニ氏は、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催中の「IDF(Intel Developer Forum) Fall 2005」の基調講演で、技術革新を進展させる上での同社の役割を紹介するとともに、省電力機能を備えた次世代マイクロアーキテクチャと、新しいカテゴリの融合型デジタル家電機器を実現させる低消費電力製品を紹介した。

 講演の中で同氏は、2006年下半期に投入を予定している次世代マイクロアーキテクチャのうち、65nm(ナノ・メートル)プロセスで製造されたノートブック向けの「Merom(メロン)」、デスクトップ向けの「Conroe(コンロー)」、サーバ向けの「Woodcrest(ウッドクレスト)」の各プロセッサのデモンストレーションを初公開した。

 さらに、システム消費電力1W未満、重量1ポンド(約450グラム)未満の「ハンドトップPC」という新しい分野のPCに向けた低消費電力製品の発表や、発展途上国での利用を想定した低消費電力・高耐久性のコンセプトPC「コミュニティPC」の紹介などを行った。

 今後は、こうしたPCやデジタル家電機器の機能を向上させるプラットフォームと関連技術を開発するとともに、エンターテイメント業界とコンピュータ業界の双方と協力し、相互運用性のある標準規格やコンテンツのデジタル化の実現に向けた取り組みを展開していく、と締めくくった。
《竹内充彦》
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