カノープス、NHKと共同でLongGOP 50Mbps対応ハイビジョンノンリニア編集機を開発 | RBB TODAY
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カノープス、NHKと共同でLongGOP 50Mbps対応ハイビジョンノンリニア編集機を開発

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 カノープスは、日本放送協会(NHK)放送技術研究所と共同で、LongGOP 50Mbps記録方式に対応するハイビジョンノンリニア映像編集システムを開発し、LongGOPデータを効率的にビデオ編集に応用する技術において2件の特許出願を行ったと発表した。

 今回開発した編集機は、先にNHKと共同開発し販売を開始したHDノンリニア編集機「CWS-HD」をベースに、さらに高画質なMPEG2記録方式のLongGOP 50Mbpsに対応させたもの。LongGOPデータを変換することなく、1920×1080ピクセルのハイビジョンの最大解像度でのネイティブ編集に対応する。編集効果はリアルタイムに処理され、PC画面および外部機器にハイビジョン映像信号をそのまま出力することができる。

 同機において、複数映像の同時合成や複雑な特殊効果を付加する場合にも再生時のリアルタイム性能を確保する技術と、複数のLongGOPデータを効率よく処理するためのキャッシング技術を開発し、この2件を特許出願した。

 また、先にNHK技術局と共同で開発・特許出願を行ったLongGOPの高速処理技術「ハイブリッド・デコーディング・テクノロジー(CWS-HDに搭載)」などの協調動作により、再生時だけでなく、編集操作時にもストレスなく動作するという。 

 今後、同社では、業務用ハイビジョン光ディスクなどの普及に合わせ、同機の一般製品化を検討している。
《竹内充彦》
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