松下電器産業は、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載したDVD＆HDDレコーダー「ハイビジョン DIGA」シリーズの新製品として、400GバイトHDDモデル「DMR-EX300」と200GバイトHDDモデル「DMR-EX100」の2機種を7月15日に発売する。 EX300/EX100は、地上・BS・110度CSデジタルと地上アナログの4つのチューナーを内蔵したモデル。画像処理エンジン「PEAKSプロセッサ」により、高精細のデジタルハイビジョン放送をそのままの高画質でHDDに録画・再生できる。 さらに、フルデジタル伝送のHDMI出力端子を用意し、新開発の「ハイレゾリューションHDコンバータ（仮称）」を装備したPEAKSプロセッサと、高画質化回路「ディーガエンジンII」により、デジタル放送をDVDに録画再生する場合や市販DVDソフトを再生する場合も、ハイビジョンに迫る高画質映像（1,125i）で楽しめる。 ハイレゾリューションHDコンバータは、DVDのスタンダード信号をハイビジョン信号に変換するアップコンバータ。ビデオDACは216MHz/12ビットとなる。 電子番組表（EPG）はデジタルとアナログ放送の両方に対応した。また、同一時間帯のデジタル放送とアナログ放送をHDDに2番組同時録画できる「デジ・アナどっちも録り」機能を搭載している。チャンネル設定や番組表のクイックスタート設定など、音声ガイドに従って設定できるのも特徴の1つだ。 DVDディスクは、DVD-RAM/±R/-RW（ビデオモード）での録画・再生をはじめ、DVD+RWも再生できるマルチフォーマット対応。また、DVD-RのCPRMもサポートしている。さらに、高音質のDVDオーディオ再生機能や、2本のスピーカーで臨場感あるサラウンド再生が楽しめる「DTSデジタルデコーダー（2ch）」も搭載。 SDメモリーカードをスロットに挿入すれば、写真の一覧画面を1度に表示できる。 リモコンは、従来のリモコンからユーザーの使用実態に合わせたボタン配列に最適化。使用頻度の低いボタンをフタの中に入れ、使用頻度が高いボタンをより大きく使いやすくしたという。
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