NECインフロンティアとトレンドマイクロは28日、POSシステムやWebターミナルなどの業務用端末におけるセキュリティ強化を目的に業務提携し、ネットワークウイルス対策のサービスを提供することで合意したと発表した。 この提携により、NECインフロンティアでは、まずPOSシステム向けのサービスを2005年7月より開始し、順次ほかの業務用端末に対してもサービス提供を開始する予定だとしている。また、同社では各種の業務用端末に対し、3年間で3万クライアントへのサービス提供を目標としている。 新サービスは、トレンドマイクロのネットワークウイルス対策機器「Trend Micro Network VirusWall 300」を利用したもので、業務用端末のウイルス対策を容易に実現するサービスとして提供される。サービス対象として、まずNECインフロンティアのPOSターミナル「TWINPOS 3500」に適用が開始され、Webターミナルなどの業務用端末への適用も順次予定されている。これらの業務用端末は、「WindowsXP Embedded」などのオープン系OSの採用や、インターネットを利用した店舗システムのネットワーク化により、パソコンやサーバなどと同レベルのウイルス対策が急がれていたという。 なお、NECインフロンティアはこのサービスを、3月1日〜4日に東京ビッグサイトで開催される「RETAILTECH JAPAN 2005」に出展するとしている。
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