KDDIほか、三重県内で地上デジタル放送波と携帯電話による緊急地震速報の実用化試験 | RBB TODAY
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KDDIほか、三重県内で地上デジタル放送波と携帯電話による緊急地震速報の実用化試験

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 三重県情報通信基盤整備協会、三重テレビ放送、KDDI、ウェザーニューズの4者は、緊急地震速報をKDDIが開発した地上デジタルテレビ受信携帯電話に受信させる実用化試験を、3月14日から25日まで三重県内で行う。

 これは気象庁の緊急地震速報を、ウェザーニューズが開発したピクトグラム(グラフィカルにシンボル化した警告表示)を活用して防災放送用に編集し、三重テレビが提供する地上デジタルテレビ放送電波により送出されるもの。au携帯電話のCメールを用いて携帯電話の放送機能を起動させる動作の検証や、ピクトグラムの視認性の確認なども行われる。

 受信対象者は三重県内の防災関係者などの10名程度で、専用試験機を製作しての試験になるが、実際の地上デジタルテレビ放送波を使った携帯電話向け防災情報提供の実用化試験は、国内で初めての試みとなる。

 実用化試験に先立って講演や試験内容のデモンストレーションを含むセミナーを開催するほか、試験とあわせてこの防災放送の活用や受信者のメンタル面の分析などを多角的な見地から検証する研究も行うとしている。
《小笠原陽介》
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