フィッシング詐欺が日本で騒がれるのは時間の問題 —シマンテックCTO指摘 | RBB TODAY
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フィッシング詐欺が日本で騒がれるのは時間の問題 —シマンテックCTO指摘

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 シマンテックは、セキュリティと可用性を両立する新コンセプト「Information Integrity」を発表した。攻撃への予防的対策の強化と高頻度の自動バックアップ処理によって、問題発生の防止と素早い復旧を実現する。
  •  シマンテックは、セキュリティと可用性を両立する新コンセプト「Information Integrity」を発表した。攻撃への予防的対策の強化と高頻度の自動バックアップ処理によって、問題発生の防止と素早い復旧を実現する。
 シマンテックは、セキュリティと可用性を両立するエンタープライズを対象とした新コンセプト「Information Integrity」を発表した。

 このコンセプトは、攻撃への予防的対策の強化と高い頻度の自動バックアップ処理によって、問題発生の防止と素早い復旧を実現するというもので、ポリシー監査ソリューションの「Symantec Enterprise Security Manager (ESM)6.1」、ファイアウォールや侵入検知・防御、VPN、コンテンツフィルタリングなどを統合したアプライアンス「Symantec Gateway Security Appliance 400 Series」、サーバやデスクトップのオンザフライバックアップ・リカバリソリューション「Symantec LiveState Recovery」の3つの新製品が発表された。

 これらの製品は、エンドユーザの端末へのセキュリティポリシー強制や、攻撃コードが登場する前に脆弱性情報にもとづく攻撃のブロック、パッチ適用によってトラブルが発生した場合にもスムーズなPC復旧を可能とすることで、Information Integrityコンセプトを実現する。

 この発表にあわせて来日したシマンテックCTO、ロバート A. クライド氏は、フィッシング詐欺が多発する北米の状況や、1週間に約50の脆弱性が発見され、平均6日でそれを攻撃する攻撃コードが登場する現状を指摘。今後もソフトウェアに脆弱性が発見されるのは避けられないと述べ、脆弱性を狙う攻撃がくる前に対策をとることが重要だと述べた。また、増加しつつあるフィッシング詐欺(金融機関サイトなどを偽装して個人情報を入力させる詐欺)については日本で問題になるのは時間の問題との見方を示した。
《伊藤雅俊》
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