万一の監視カメラ。万一に備えて記録をとり続けているが、その撮影した記録は万一のときに対応できる場所においてあるのだろうか。 今回ノーテルとBBTowerが発表した監視カメラネットワークのコンセプトは、まさにここにあった。ノーテルからは、IPマルチキャストによる防災監視カメラを、そしてデータセンター事業を営むBBTowerは、遠隔地でリアルタイムに監視するための設備とネットワークを提供する。 自然災害では、たとえ監視カメラがその景色を撮影していたとしても、記録した映像自体が災害現場にあり貴重な記録が取り出さなかったというケースも生じる。ところが、今回の防災監視ネットワークはそうした問題点をすべて解消する。特に、今回の監視カメラソリューションは、単なるネットワークカメラシステムではない。メトロネットワーク用Ethernet技術のRPRを使うことで、信頼性を高めていることも大きな特徴となる。これこそ、貴重な映像を記録するために作った真の監視カメラネットワークといえそうだ。
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