“ケータイブロードバンド”にあらたな方式が登場。「TD-CDMA」の実験が開始 | RBB TODAY

“ケータイブロードバンド”にあらたな方式が登場。「TD-CDMA」の実験が開始

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 国内では、携帯電話網を用いたブロードバンド通信として「W-CDMA」と「CDMA2000 1x EV-DO」が有力だが、「TD-CDMA」を用いたあらたな技術の実験が開始された。実験を進めるのは、マルチメディア総合研究所の子会社「IPモバイル」だ。

 NTTドコモが採用してるW-CDMA方式は周波数分割多重技術を、現在実験が進められているTD-CDMAは時分割多重技術を用いている点が大きく違う。同社では、このTD-CDMA技術の方がインターネット接続には適しているとしている。

 現在進めてる実験では基地局は1つだけになるが、今後はローミングの実証を行うため3局に増やす。実験局はIMT-2000で定められた「UMTS TDD」方式を採用しており、2,010〜2,025MHzの周波数帯を用いている。

 同社によると、通信速度については検証中だとしているが、下り1Mbps/上り数百kbps程度の常時接続サービスが実現できるようだ。なお、同技術は国内外の大手キャリアや端末や基地局の製造メーカーとの提携に向けて交渉を行っているとのこと。
《安達崇徳》

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