奈良県全体でCATVインターネットを提供。県と近鉄ケーブルなどが3セク方式で新会社設立 | RBB TODAY

奈良県全体でCATVインターネットを提供。県と近鉄ケーブルなどが3セク方式で新会社設立

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 近鉄ケーブルネットワークは、奈良県などとの共同出資により「こまどりケーブル」を設立すると発表した。2007年度を目標に、奈良県全体にCATVインターネットを展開する。

 現在、近鉄ケーブルでは奈良市や天理市など(2市3町)でCATVインターネットを提供しているほか、大和郡山市や天理市(6市5町)についても来年度中の着工を予定している。これら平野部には県の92.2%の世帯が集中しているものの、面積にすると26.7%にすぎないという。

 一方の山間部は、人口密度が小さいため同じ奈良県内でも平野部と山間部ではデジタルデバイドが拡大している。これら山間部については、以前から光ケーブルなどの情報インフラの整備が叫ばれていたが、民間の手では事業性がまったくなかったという。

 そこで、近鉄ケーブルネットワークや奈良テレビ放送などの民間企業と、奈良県や大淀町などの自治体が出資して「こまどりケーブル」が設立されることになった。こまどりケーブルは、近鉄ケーブル単体では事業が困難だった県の山間部(5町16村)へCATVとインターネット接続を提供する。まずは大淀町で2004年4月より試験サービスを開始したのち、2007年度中を目標に県全体に拡大していく予定だという。

 また、近鉄ケーブルでは4月上旬よりNTTコミュニケーションズのバックボーンを利用したIP電話サービスのモニタ募集を開始する。商用サービスは6月を予定しており、今後はこまどりケーブルでも展開するとのことだ。
《RBB TODAY》

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