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ネットワーク家電の通信規格「エコーネット」がTCP/IPをサポート

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 ネットワーク家電の通信規格を策定するエコーネットコンソーシアムは、「エコーネット規格Ver.3.00」を会員企業向けに公開した。

 バージョン3ではTCP/IPをサポート、従来の電灯線に加え伝送媒体としてBluetoothとイーサーネットが追加された。一部のネットワーク家電では、すでにBluetoothが使われているため、その規格をコンソーシアムとして追認したという格好になる。今回のTCP/IPのサポートにより、エコーネットを実装していない機器との連携が容易になり、多彩なホームネットワークシステムが構築できるとしている。

 エコーネットコンソーシアムは、環境問題や高齢化社会に対応するべく、ネットワーク家電の通信規格の策定を目的に設立された業界団体だ。現在は、シャープや東芝などの家電メーカーや電力会社、通信関連企業などの104社が会員として活動している。今後は、相互接続性の保証をするための規格認定制度の整備や、国際標準化への提案を進めていくとしている。

 なお、今回策定されたバージョン3は会員企業へのみの公開となるが、一般向けにはホームネットワークの理解を深めてもらうことなどを目的に「エコーネット規格 Ver.2.11」が公開された。このバージョンでは、Java言語対応とセキュリティ強化が施されている。
《RBB TODAY》
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