FTTH、今年度内に42万まで伸びる可能性も −矢野経済研究所
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発表によれば、2002年度末のFTTH回線数(予測)は、現在の状態のまま推移した場合28万回線に、キャリアの積極的な普及への取り組みがあった場合で42万回線程度までの伸びが期待されるという。今年初めにはNTT東西や有線ブロードネットワークスなどに限られていたFTTHキャリアだが、電力系などを中心に参入が相次いだことから価格競争やサービスエリアの拡大が進み、加入が促進されると見られている。
FTTHキャリア間の競争が進む中で、単にインターネットへのコネクティビティを提供するだけでなく、IP電話やコンテンツサービスまで含めたトータルサービスへと移行するとしており、今後はこうしたサービスのシフトがユーザ層の拡大にどの程度寄与するかが鍵となりそうだ。