K-POP女性アイドル界の“序列”に、明らかな異変が起きている。
今年前半までトップを争っていたのは、IVEのウォニョンとBLACKPINKのジェニーだった。ところが、その2人をまとめて抜き去る新たな名前が現れた。
RESCENE(リセンヌ)のウォニだ。
韓国企業評判研究所が8月16日に発表した「ガールズグループ個人ブランド評判」で、ウォニはブランド評判指数812万3817ポイントを記録し、2カ月連続の1位を獲得した。
2位はIVE・ウォニョンの626万1001ポイント、3位はBLACKPINK・ジェニーの582万6161ポイント、4位はaespa・カリナの576万1938ポイントだった。しかもウォニは前月の796万2989ポイントからさらに2.02%上昇している。
7月だけの“一発屋”ではなかったのだ。
二強の間に突然現れたウォニ
このランキングを今年1月から振り返ると、ウォニの急浮上がいかに異例かわかる。

今年1~4月は、1位が1月ウォニョン、2月ジェニー、3月ウォニョン、4月ウォニョン。しかも4カ月間、トップ2をウォニョンとジェニーだけで占めていた。
その構図は5月、6月も変わらない。
5月はウォニョン1位、ジェニー2位。6月もウォニョン1位、ジェニー2位だった。つまり2026年前半の女性アイドル個人ブランド評判は、ほぼこの2人を中心に回っていたことになる。
ところが7月、ウォニが突然トップに躍り出た。
しかも前月の6月時点では5位。ブランド評判指数は419万4647ポイントだった。それが7月には796万2989ポイントへと89.84%も急増し、ウォニョン、カリナ、ジェニーらを抑えて1位となった。
一度だけなら、“バズ”による瞬間的な上昇とも考えられた。だが8月も首位を守った。それどころか指数はさらに上昇している。
今年、2カ月以上連続で首位を守ったことがあるのは、現時点でウォニョンとウォニだけだ。

前半を支配したウォニョンに続き、ウォニが“連続1位”という領域に足を踏み入れた意味は小さくない。
RESCENE全員がトップ10入り
ウォニの急上昇には明確なきっかけがあった。
自身のYouTubeコンテンツから生まれた「巨済(コジェ)ヤッホー」という言葉がSNSで爆発的に広がり、ウォニ本人への関心が急上昇。それに伴い、RESCENEが2024年8月に発表した『LOVE ATTACK』まで約2年越しに再注目され、“逆走”現象を巻き起こした。
7月のブランド評判分析でも、ウォニの関連キーワードには『LOVE ATTACK』や『Pretty Girl』などが並び、リンク分析では「かわいい」「コミュニケーションする」「逆走する」といった言葉が上位に出ていた。
8月になると、その勢いはさらに定着した。
韓国企業評判研究所の分析では、ウォニの肯定比率は93.52%。「親しみやすい」「応援する」といった反応も目立っている。
一つの動画から始まった話題が、本人の知名度上昇だけで終わらず、過去曲の再評価、グループへの関心へと広がっているわけだ。
そして8月のランキングをよく見ると、さらに興味深い“異変”がある。

ウォニだけではない。5位ジェナ、6位ミナミ、8位リブ、10位メイと、なんとRESCENEのメンバー5人全員がトップ10に入ったのだ。
7月にもウォニ1位、ミナミ5位、ジェナ9位、メイ11位、リブ13位と、メンバー全体が急浮上していた。8月にはそこからさらに全員がトップ10へ入ったことになる。
ここまで来ると、ウォニ一人の“一時的なバズ”だけでは説明しにくい。
ウォニを入口に始まった関心が、RESCENEというグループそのものへ波及し始めていると見ることができそうだ。
今の“序列”はどう変わった?
もちろん、ブランド評判ランキングだけで女性アイドルの人気や格付けをすべて決めることはできない。
同ランキングは、オンライン上の参加度、メディア露出、コミュニケーション、コミュニティでの反応などをビッグデータとして分析した指標であり、アルバム売上や音源成績、海外人気などとは別の物差しだ。
それでも、“今誰が話題になっているのか”を見る手がかりとしては興味深い。

その意味で現在の序列を整理すれば、最も勢いがあるのは2カ月連続1位のウォニ。ウォニョンは8月こそ2位だが、今年すでに何度も首位を獲得しており、安定感では依然として別格だ。
ジェニーも8月は3位ながら、指数自体は前月から16.88%上昇しており、存在感が失われたわけではない。カリナも5月3位、6月3位、7月3位、8月4位と、トップ層を安定して維持している。
つまり今年前半まで見えていた「ウォニョンとジェニーの二強、その下にカリナらが続く」という構図に、ウォニという新たなトップ候補が割って入った。
しかも今回はウォニ一人ではなく、RESCENE全体まで押し上がっている。
6月には5位だったウォニが、7月に1位。そして8月も1位。これだけで長期的な人気が確立したと判断するのは早いが、“一時的なブーム”だけでは説明しにくくなっている。

少なくとも2カ月続けてウォニョン、ジェニー、カリナより上に名前がある。
K-POP女性アイドル界の“序列”に起きている変化を、もはや単なる一発のバズだけで片付けるのは難しくなってきた。
◇ウォニ プロフィール
2004年5月25日生まれ、慶尚南道・巨済(コジェ)2024年3月、5人組ガールズグループRESCENE(リセンヌ)のリーダーとしてデビューした。自身のYouTubeチャンネル「アンニョンハセヨ、ウォニです。よろしくお願いします」では、メンバーとの親近感あふれる姿を見せている。特に、日本出身メンバー・ミナミとのやり取りから生まれた「巨済ヤッホー」がミームとなり、2026年にブレイク。チャンネル登録者数は180万人を突破している。
■【画像】“ギャルキャラ”発言が大バズり! RESCENE日本出身メンバー・ミナミ



